道は長い・・・

昨日の予告通り・・・とはちょっと違いましたが、675に慣れる練習は今日ほぼ一日かけてやってきました。

昨日の予告では朝から675でツーリングを兼ねて慣れる練習、という予定でしたが、ふと思い立って、V11のヘッドカバー交換を先に済ませてしまいました。帰宅後にやろうと思っていたのですが、帰宅後はトライアンフ名古屋中央に寄る用事があったのを思い出したので、時間の都合上、ツーリングをカットした次第です。ヘッドカバーの変更についてはまた後ほど書きます。

まぁ、結局の所ツーリングに行く意味は薄かった、と今になると思います。理由の一つは、「慣れていないのは主に極低速の取り回し」だから。そういう意味では逆に、妙に道路工事があちこちで行われてて混雑しまくりの名古屋市内を車の列に揉まれながらウロチョロしていた方が練習になりました。名古屋市内を抜けて名四国道（R23）に出るだけですが、それだけでもちょっとだけ自信を回復できました。

さて、そして速度の乗るR23ですが、こっちもなぜか奇妙な不安定感。先日のTWINさんのコメントでもありましたが、速度が乗れば安定するのがバイクという物ですが、なんかふわふわして落ち着きが無いんですよね。ブレーキング時に簡単にフロントは沈むしリヤは伸び上がってくる。これはおかしいと思いながらもとりあえずは湾スカまで。上る途中でも立ち上がりでフロントが寝っぱなしになっている（＝フロントだけ遅れて起きようとする）おかしな挙動があるのは明らかだったので慎重に走ります。

到着すると既に大勢が勢ぞろい。今日はモタードが見当たりません。それどころかネイキッドすら、ひらかわさんのゼファーとFさんのブルターレのみ。最近モタードだらけだったので、SSだらけの湾スカはちょっと久しぶりの気分でしたｗ

そんでもって本来ならサスを弄り始める所なのですが、なにやらタイミング的に試乗会大会だった模様。で、いろいろ話をしているうちに、ひらかわさんのゼファーに乗せて貰えることに。675をほっぽりだしていそいそとゼファーにｗ　跨った感想は以前書いたから割愛して、走り出してみると、一見、以前のゼファーっぽい。要はステアリングヘッドに重りがあるような取り回しが重そうな感触。なので、以前の「突っ込んでいって、ズバンと寝かせて、立ち上がりの2次旋回で曲がらせる！」を思い出し、「突っ込んで（借り物の上にへたれなので気持ちだけですｗ）」・・・おお！ブレーキがよく効くようになってるなぁ・・・「ズバンと寝かｓ・・・・・・っ！」と、この時点で自分の想定ラインよりもインに入って行っちゃいました。つまり1次旋回が凄く良くなっているのです（と言ってもこれでようやく「普通の」バイクになった程度ですがｗ）。サスが(桁違いに)良くなると言うことはこういうことなのか、と思い知らされました。CB400SFのフロントフォークに施したMEチューンどころの騒ぎじゃありません。これはサスセットがきっちり出ているが故でもあるのでしょうけど。とにかく目を見張るほどの激変です。コレ＋ひらかわさんってことは、確かに鈴鹿ツインで1分5秒台が出そうな気がします。いやはやゼファー750をここまでにするとは。あ、ちなみに残りのコーナーはもうちょっと考えながら走ってみましたが、いくら1次旋回が良くなったとは言え、基本は2次旋回メインで曲げるバイクの印象でした。って言うか、あのステアリングヘッドの重さがあると、倒しこむタイミングが取りづらいんじゃないかなぁ、と。後はアクセルが重かったです。あれ、何とかしてくださいｗ

さてさて、サスが決まればゼファーでも、のこの上ない好例を見せられたので、それならと675の方向性を見極めようと試してみました。・・・・・・見「極める」どころか、見る、いや、チラ見する、って程度しか出来ませんでした＿|￣|○　まず始めに気がついたのは、フロントサスが伸び側は極端に強く、圧側は極端に弱くなっていたこと。そのためにブレーキングの時は簡単に沈み込むわ、立ち上がりでフロントが伸びてこないから寝っぱなしになろうとするわ、ってなことになったのかと。コレは伸びを2クリック緩め、圧を2クリック強めて多少ましになった物の、これがOKの挙動なのかいまいち自身が無い。もうちょっと振ってみても良かったのですが、変に硬くなると今度はブレーキング時にフロントが簡単にスリップしそうな気がして怖い・・・　要は675に慣れること自体がまだ様々なサス設定に追いついていないのでしょう。今は走れるだけマシと思っておきます。

こういう「慣れようとする練習」と「サスのセッティングをだす試行錯誤」は徐々にお互いを補い合いながら、できるだけ毎週進めていこうと思います。いやはや、タイトルの通り、道は長そうです。今週はまず手始めということで、こけなかったからOK、ということで。