NITRON Racing Shock

675の足が難しい・・・上手く行かん・・・困った・・・と言い続けているこのブログですが(苦笑)、出来れば足回りを高性能サスに交換したいなぁ、と思っています。まだ漠然と、という段階ですが。で、本音はフロントをもっとしなやかな動きにしてやりたいのですが、リプレイスのフロントフォークはさすがに手が出ません。で、リヤサスは・・・となると、10万は超えますが、頑張れば、特に今後転倒などによる無駄な出費が無ければ(笑)、手を出せなくも無い価格帯です。で、リプレイスサスと言えばオーリンズが圧倒的に有名ですし、あの黄色が私の675にもぴったりなんですが(ちなみに、既に675用はラインナップされています)・・・誰でもつけているものは面白くない!という天邪鬼な性格なので、別のブランドを探してみました。そのうちで興味を持ったのが、このNITRONです。

Webikeで検索をかけるとMATRISというブランドのサスも675用をラインナップしているようですが、何故NITRONに惹かれたかというと・・・本社がイギリスだからw Triumphはイギリスメーカーですから、そういうマッチングがね・・・ええ、どうせミーハーですよw

で、NITRONの日本支社になるのかな?のナイトロンジャパンさんのHPが先日本格稼動を始めました。(フラッシュで閲覧するタイプのHPです。私、フラッシュページは嫌いなんですが・・・ここは一つ我慢我慢w)一週間ほど前までは仮オープンだったのですが、現在は各車種のラインナップや各モデルの説明が閲覧できるようになっています。まだ、「FEATURES」や「SERVICE」のページに飛べないなど、完全ではありませんが、現状でもなかなか十分な情報が得られると思います。先日まではTechniqグループと言う4輪用ショックを販売しているところが輸入元になっていたようですが、それが今回2輪用ショック専門の日本支社としてNITRON JAPANを設立したということのようです。


大元のNITRON社は、(ソースを失念してしまいましたが)確か、WPの技術者だった方が自分なりの理想を持って新しいサスペンションメーカーを作ろうと立ち上げたメーカーだそうです。HPで見ることのできるサスペンションユニットのメカニズムに関しては、特別新しい、もしくは珍しいシステムは無いように見えますが、個人的に高く評価したいのがそのサポート体制。まだ小さいメーカーだからだと思いますが、かなり小回りをきかせたサポート体制を個性として打ち出しているようです(「DOWNLOAD」から入手できるカタログより)。オーダーシートについても、単に製品番号を指定するだけでなく、体重や使用状況を申告することで微調整してくれるようです。これは簡易オーダーの話。更にこだわる人や、ラインナップに無い車種でオーダーする人向けにバネレートやリザーバータンクの取り付け角度などまで指定できるオーダーシートも用意しているくらい。実際はどこまで意味のあるものか分かりませんが(私だったら標準体重、標準身長の範囲内に収まるでしょうから「吊るし」状態で問題ない気がしますし)、気合いの程は伺えるのではないでしょうか。例え雰囲気作りだとしても、私はこういうの、かなり好感が持てますね。

好感が持てるといえば、そのお値段。最高グレードのRaceシリーズモデルでも税込み135,450円。オーリンズで16万円台。上に出てきたMATRISでこのグレードだと20万円台。それを思うとかなりお手頃価格と言えます。まぁ、この手のパーツは値段よりも性能がまず大事なのは確かですから、もうちょっと評価を集めてから判断したい所ではありますけどね。ただ、元WPの技術者と言うことからWP的な足回りだとすると、675の使い方(サーキット・峠メイン)にはなかなかピッタリ来るんじゃないかと思っています。WPと言えば私のCB400SFのリヤサスがWPなのですが、街乗りとしては若干硬めの印象です。街乗りレベルでのしなやかさは(車体がV11と違う物であることを考慮しても)オーリンズの方が良い印象があります。しかし、ひとたび攻め始めると、WPのかっちりした足回りがコーナリング中の安定感を演出し、非常に好印象となるのです。なので、攻めに使う足としてはWPもアリ、と思っています。オーリンズの凄い所は、上記のような街乗りの時のしなやかさも、攻めた時の踏ん張り感も、同じ一本のサスで両方が得られるところが凄いのです。そういう意味では確かに値段なりの価値はあると思います。が、675はツーリングにも街乗りにも、私はほとんど使うつもりの無いバイクですので、多少硬めの足でも、ギャップの突き上げなどが極端でない限りはOKと考えます。ま、これはNITRONがWP的な硬めの足回りと言う前提での想定ですけどね。これでオーリンズ並にしなやかな足だったりしたら・・・一生ついていきますっ!w

まだ現時点では妄想レベルですけど、そのうち、特にNITRON JAPANがあまり大きくならないうちに(=小回りをきかせてくれる内に)試してみたいサスペンションだと考えています。
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