帰省

月、火と実家に帰省してきました。電車で。

帰省の時は基本的に電車で帰ることにしています。名古屋から京都なので、交通の便が良く、新幹線を使った場合は自宅から実家の玄関まででも最速で1時間半くらいで着いてしまいます。これくらいなら混雑のせいで立ちっぱなしでも我慢できる時間です。もちろん、全交通機関のうちで最速（自宅も実家もインターまで出るのにちょっと時間がかかるので）。しかも、金額的にも新幹線代と高速代+ガソリン代とを比較すると、ガソリン代が高い昨今では、そして一人身の私にとっては、新幹線代のほうが安くつきます。と、いいこと尽くし。・・・・・・なんて書いてみましたが、一番の理由は親に心配をかけないため。親孝行・・・と言うよりも、心配だ心配だと煩いからだったりしますｗ　まぁ、確かにここ数日間に流れる事故のニュースは悲惨なものが多く、しかも貰い事故で死亡しているケースばかりなので、本人が気をつけたところでやられる時はやられてしまいます。そんなニュースを見ていると、この混雑期に高速道路を利用しようと言う気にもならないんですよね・・・。そしてそんな危険が無いばかりか、電車の場合運良く座れたら寝ているうちに目的地に着くことが出来ます。エンジン付の乗り物で帰省する場合には絶対に出来ない芸当ですね。こういう理由で、私は帰省にはいつも電車を使っているのです。

ところで、上では新幹線のことを書きましたが、今回の帰省は東海道線を使った普通列車（正確には快速列車ですが）の旅。名古屋から米原まで行って、琵琶湖線（JR西日本管区の東海道線のうち、米原から京都までの区間にこういう名称をつけています）に乗り換えて、米原から京都まで。米原から京都、大阪方面への電車は本数が多いのですが、名古屋から米原まで、特に大垣から米原までは本数が少なく、そこだけが難点です。が、時刻表と照らし合わせて乗り継ぎを上手くやれば、在来線で名古屋から京都まで2時間半以内で行けるのです。そして運賃は2520円（名古屋から京都までは、山科駅を除き200kmを越える距離になるので、京都市内の駅ならどこで降りてもこの値段）。新幹線の特急料金が無いために格安です。ちなみに高速料金は、一番ケチって一宮から京都東までとした場合でも、2600円（軽自動車など）。ガソリン代を含まなくても安くつくのです。と言うわけで、このルートはおいしい、と思って今回初めて使ってみたのですが・・・

月曜日なんかは帰省ラッシュのタイミングからはずれている、と思っていたのですが、結構混んでいて・・・京都まで座れませんでした＿|￣|○　周囲を見てみると、名古屋で見かけた人が私と同じように京都（人によっては更にその先）まで乗っていたりで、意外と普通に利用されているルートなのかもしれません。まぁ、私も含めいずれも大きめの荷物を持った、いかにも帰省客、という出で立ちでしたがｗ　とりあえず、この混雑は盆暮れにはあたりまえなのか、乗った時間帯（名古屋を7時48分発）が悪かったのか、いまいち不明なので、もう一度、今度は時間をずらして試してみようと思っています。

帰ってきたのは今日（水曜日）の早朝。今日は混むだろうと思って始発で京都を出てきました。始発にしては人がいる方かもしれませんが、それでも二人席に一人ずつ座っていられる程度で、無事米原まで。米原を出るのも6時50分頃で、それなりに早い時間帯だったため、ホームで列車を待っているのは私のような帰省客がほとんどでした。が、こちらも無事に座れ、京都から名古屋まで、約2時間10分の旅はずっと座って（＝寝て）いられたのでした。

こんな感じで、時間はちょっとかかるものの、運賃を安く済ませる帰省方法を試してみましたが、1勝1敗。空いていればこのルートは良い感じですが、混んでいたらさすがにうんざりします。でも、混むかどうかは実際に乗ってみないことには分かりません。そういう意味では賭けだなー、と思いながらも、おそらく次回もこのルートで帰省することになりそうです・・・。


ところで、京都も名古屋と同じくらい暑かったですよ。全国的に猛暑が続いていますから地域別の違いは無いと言ってもいいでしょうが、ちょっとだけ涼しいことを期待して帰省したのです。実家は比較的京都市の郊外に位置しますから。ですが、最近はその郊外が住宅地として開発が進められており、緑が減り、暑さも上昇。開発の波、を肌で実感してきました・・・＿|￣|○


※全部書いてから思い出しましたが、GWに実家に帰った時も、この在来線で帰省のネタを書いてたんですね。まぁ、名古屋→京都が混雑した場合を経験したのは今回が初めてだった、ということで。