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終戦記念日ですね。
私の大叔父は、ガダルカナルで、戦死しています。
実家には、出征前に撮影された、写真が、額装して、飾ってあります。
小さな頃から、祖父や父に、耳にタコができるほど、
戦時中の話を聞かされて、育ちました。
中には、とても、不思議な話も、有りました。
有る朝、祖々母が、祖父(長男)に、
「昨夜、博(二男)が、枕元に立った、あれは戦死したで、
知らせが有っても、聞きたくないでな‥」 と、つぶやいたそうな。
しばらくして、戦死の知らせと、遺骨の変わりに、
大叔父の壊れた腕時計が入った、桐の箱が届いたそうな。
仏壇の正面に、置いて、葬儀の準備をしている時、
父、(昭和6年生まれ)が、妙な、音に気が付いた、
『チッチッチッチッ‥』 と、規則正しく鳴る、まるで、時計の秒針の動く音‥
時計は、壊れて止まっているし、腕時計の秒針の音など、
離れていては、耳に届くはずもないのだが、たしかに聞こえる。
「博叔父さんの、時計の音がする!」
最初は、皆、「ま さ か」 と言う、顔を突き合わせたが、
耳を澄ますと、確かに聞こえてくる。
祖々母が、「博の霊が、もどってきとるんだは‥」と、言うと、
「おい、お前(父)が、悪戯しとるだにゃあか!」 と、祖父の従兄が言ったとたん、
突然、仏壇中央から聞こえていた、その音が、
別の場所に、移動して聞こえはじめたそうで、
祖父の従兄も、ビックリして、
「うわあぁぁっ! 疑ってすまん、わしが悪かった、」 と、仏壇の前に平伏。
それ以降、空襲が有るたび、30分前になると、
その、「チッチッチッ‥」 と、鳴る秒針の音が、する様になった。
祖々母が、「重子(大叔父には妹)の所にも、知らせてやってくれ」 と、
言うと、嫁いだ先の家の仏間からも、その音が、響いたそうである。
大叔父の守りのお陰か、実家も、大叔母の嫁ぎ先も、
戦時中には、長さ、3mも有る、爆弾の直撃を受けたが、
実家では、一発が、裏の柿の木に引っ掛かり、
二発目が、表庭に、家具を梯子にくくって、置いてあった上に落ちて、
不発‥
真下には、防空壕に避難が遅れた、祖母たちが身を伏せていた。
大叔母の嫁ぎ先は、屋根を突き破って、梁に引っ掛かり、やはり不発。
こんな話は、実際に経験した人から聞きでもしないかぎり、
作り話にしか思われないだろうな‥
会った事さえ無い、大叔父だが、妙に身近で、良く知っている気になるのも、
祖父や、父が、何かにつけて、「我が家の歴史」と、
称して、話して聞かせてくれたからかも知れない。
霧で、霞んでおりました。
斑雲が、広がる。
お昼と、夕方に、にわか雨が降りました。
虹は、見られず、残念~。
太 陽 柱 が、短いながらも上下に伸びて、ダルマさん状態。
夕焼けも、真っ赤にそまりました。
オ マ ケ
カリンの抱っこ
普通に、両腕に、抱っこさせてくれない、
片腕を、腹の下へ回し、すくい上げる様に、抱え上げる、
手足を、ダラ~ンと、している、この格好、『 辛くないかしら?』 と思うのですが、
このスタイルだと、何故か、暴れもしなくて、
長時間、吊るされてても、割に、大人しいのです。
でも、片腕で、4kg は、少々重い~