里山コスモスブログ

スモモ(酢桃 巴旦杏)






スモモ (バラ科 サクラ属 スモモ亜属 学名Prunus salicina  落葉小高木 原産地:中国 英名Japanese plum ) 和名は果実が桃に比べて酸味が強いことに由来する。李下に冠を正さずの李(り)はスモモのこと。初春3月頃、葉の展開前に白い花を咲かせる。花芽が綻びると2,3本の長い花柄を持つ蕾が現れる。蕾は純白に紅色が混じっていた。花弁は5、萼筒・萼は淡緑色、萼は5裂して強く反り返る。雄蕊多数(30超ほど)、雌蕊1。葉は卵状楕円形~長楕円形。自家不和合性があるが、サクラ属の梅、杏、桃の木の花粉で受粉することができるとある。栽培果実は6月頃からスモモ又はプラムとして市場に出る。因みに西洋スモモはpruneプルーンとして乾果で販売される。スモモ(プラム)の産地は主に山梨、和歌山、長野。
巴旦杏(はたんきょう)と呼ぶ地域もある。巴旦杏とはスモモの1品種あるいは総称として使われているようである。生家の裏の畑縁にスモモの老木が聳えていて、棒切れを放り上げて紅く熟れた実を落として食った。スウメとかサザンキョウとか呼んでいたので巴旦杏が訛ったものと思われる
属名Prunus plum(スモモ)に対するラテン古名
種小名salicina  Salices ヤナギ  salix ヤナギ属  ヤナギのような葉を形容するか
李下に冠を正さず・・・ 君子防未然、不處嫌疑間。瓜田不納履、李下不正冠


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