里山コスモスブログ

ミヤマシキミ 雌株の雌花発見




下:雄株の雄花序

ミヤマシキミ (ミカン科 ミヤマシキミ属 常緑小低木 雌雄異株 花期4月) 葉は枝先に輪生状につき、葉身は長楕円形で、縁は全縁、革質で光沢がある。葉脈は不明瞭。雄花序は枝先から出た円錐状の花序に小さな白花を密に咲かせる。花弁4、雄蕊4、退化雌蕊1。雌株の雌花序は輪生状についた葉の中心部にこじんまりとした半球状の花序をつける。四角張った子房、太い花柱、4裂した柱頭が目立つ。雄蕊は退化して細く短い花糸が4本。果実(核果)は球形で秋に赤く熟す。寺院などでよく見かけるシキミはシキミ科に属し、本種はミカン科に属す。シキミと同様にこのミヤマシキミの葉、果実に猛毒があり草食動物はこれを避けるという。


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