ヒマラヤザクラ (バラ科 サクラ属 学名Prunus cerasoides 落葉高木 花期12月頃) 中国南部に分布する。葉は互生、葉身は楕円形で先が尖り縁に鋸歯。秋に落葉するが、開花時(12月頃)に新葉が展開するので、花と新緑を楽しむことができる。花は一重5弁花で花色は淡紅色。花柄は長い。雄蕊は多数(25~30)、雌蕊1。花糸は白色~赤色を観察、最初白くやがて紅色になるのだろう。子房は緑色で花糸は斜め上方向に伸びているものが多かった。果実は卵形で果柄と角度を持ってつき、緑色から黄色を経て赤色に熟し食べられる。フユザクラも白色の一重咲きであるが、花柄が非常に短く、冬に新葉が展開することはない。1968年ネパール国王から日本へ贈られた。
属名Prunus or Cerasus Prunusはplum(スモモ)に対するラテン古名。Cerasus は英語でcherry-tree
種小名cerasoides cerasi は桜の実 つまりサクランボの生る木という意だろうか
緋寒桜Prunus cerasoides var. campanulata 学名からヒマラヤザクラの変種で釣鐘状(ベル形)の花を下向きに咲かせる品種と読める。
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