里山コスモスブログ

ネムノキ(合歓の木)








ネムノキ (合歓木 マメ科 or ネムノキ科ネ ムノキ属学名Albizia julibrissin  落葉高木 花期7月 果期10月 原産地日本他) 幹はそれほど高くならず枝を横に張り出し樹冠が広がる。葉は2回偶数羽状複葉で互生。羽片に25対ほどの小葉がついている。その小葉は夜になると閉じて(就眠運動)ダラリと垂れる。ネムノキの花は10個以上の筒状花が頭状に集まって一つの花に見える。一つの筒状花には長い花糸(下部が白色、上部が紅色)が束になっており、長く伸びる。雌蕊の花柱は白くて見難い。花の基部に小さな花筒と更に小さな萼筒がある。蕾を見ると5つの縫線があり、花弁は5裂して開き蕊が伸び出てくる。多数の雄蕊の中心部に1個(稀に2個)周囲より筒部が長く、花糸を横方向に伸ばす花がある。これは頂生花で基部に蜜を分泌し昆虫を誘う役割があるという。くまばち(花蜂)が花糸を掻き分けていたが、この頂生花の蜜が目当てのようだ。
属名Albizia  ヨーロッパにこの属の植物を紹介したイタリア人Filippo Delgi Albizziの名に因む。
種小名julibrissin  ペルシャ語の絹の花 “gul-abrisham (花-絹)”のラテン語化という記載があった。
Albizia julibrissin (Persian silk tree, pink silk tree) is a species of tree in the family Fabaceae, native to southwestern and eastern Asia.The genus is named after the Italian naturalist Filippo degli Albizzi, who introduced it to Europe in the mid-18th century. The specific epithet julibrissin is a corruption of the Persian word gul-abrisham(flower+silk).(wikiprdia)

ネムノキ(ペルシャ語でシルク・ツリーor ピンク・シルク・ツリー)はマメ科の木本の種で、南西~東アジア原産です。
属名Albizia は18世紀半ばにこれをヨーロッパに紹介した(Constantinople現インスタンブールからフローレンスFirenzeに種子をもたらした)イタリアの博物学者Albizziの名に因みます。細目名(種小名)はペルシャ語の“gul-abrisham花-絹”を転訛(ラテン語表記)したものです。


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