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里山コスモスブログ

樹木の四季500 (目次) ヤシャブシ&オオバヤシャブシ&ヒメヤシャブシ

ヤシャブシ (夜叉五倍子 カバノキ科 ハンノキ属 落葉小高木 雌雄同株 花期3,4月 原産地日本)     丘陵や山林尾根沿いに自生、葉は互生、葉身は卵状楕円形、縁に不整の重鋸歯。
 前年枝の先に無柄の雄花穂が下垂、その下方から1~数個の有柄の雌花穂が立ち上がる。果穂は松毬(まつかさ)状、成熟すると果鱗は黒褐色になり翌春まで残る。
オオバヤシャブシ 落葉小高木、樹高10m、葉は互生、葉身は卵形~長卵形、縁は鋭重鋸歯。花期は3,4月。
 前年枝の葉腋に無柄の雄花穂がつき下垂、その上方から有柄の雌花穂が1個づつ立ち上がる。果穂は楕円形の松毬状、果鱗の間に偏平な翼が付いた種子がある。
ヒメヤシャブシ 葉がヤシャブシより小さくヒメを冠する。葉は互生、葉身は長楕円形で側脈20~26対と多く、縁は低重鋸歯。花期は3,4月、ヤシャブシ同様に枝先に無柄の雄花穂が数個(1~3)つき下垂、その下方から雌花穂が花軸に数個(3~6)総状につき下垂する。
ハンノキ属 Alnus 湖畔等湿地に生育する樹木のラテン古名か(不詳)
ヤシャブシ 学名 Alnus firma   firma 堅固な
オオバヤシャブシ 学名 Alnus sieboldiana    命名者シーボ ルト
ヒメヤシャブシ 学名 Alnus pendula pendulis (雌花穂)下垂する
ミヤマヤシャブシ 学名 Alnus firma f. hirtella        hirtella 毛の多い
 
ヤシャブシのグループの共通点は雄花穂が無柄であること。
ハンノキのグループの共通点は雄花穂が有柄であること。(ミヤマハンノキは雄花穂が無柄なのでヤシャブシにグループ分けする)















TOP (目次)    画像・文 塩城 忠

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