里山コスモスブログ

ヘクソカズラ(サオトメバナ) 黄金に輝く実




ヘクソカズラ/サオトメバナ (アカネ科 ヘクソカズラ属 和名:ヘクソカズラ 別名:ヤイトバナ) 他の植物に絡まって茎を伸ばし繁茂する。花は筒状で花冠の先端が浅く5裂して反る。外側は白色、内側中心は紅紫色で毛が多く、その周囲は白色又は紅色を帯びる。果実は5mmほどの球形で光沢がある。秋に黄金色に熟し、その後も長く茎に残って鈍く輝いている。花と違って熟果は臭わず。
凍えた両手に息を吹きかけながら山路を小学校に通った戦後の一時期、赤紫色に腫れひび割れた手甲に母はこのヘクソカズラの果汁を塗ってくれた。しかし、春が来るまで治ることはなかったように思う。

黄金に輝くヘクソカズラ なんで臭かろ母が掌の実
サオトメバナ(早乙女花)2011-08-13


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