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里山コスモスブログ

セイヨウイボタ(斑入り) 花と葉(&イボタノキ・ネズミモチとの比較)






セイヨウイボタ (モクセイ科 イボタノキ属 落葉小高木 花期6月頃 原産地欧州南部~アフリカ北部) 枝がよく分岐し、葉は対生、葉身は長楕円形。枝の節(葉腋)から花序を出し白花を密につける。花冠の基部が筒状で、先が4深裂し平開する。基部の筒部分がやや短く、2個の花糸が花冠から突出、葯は小豆色。英名「privetプリベット」と呼ばれて流通する。写真の個体は斑入り品種であるが、花期には斑は殆ど消えるようである。よく見ると薄らと透かしのように模様がついている。イボタノキの花と似るがイボタノキは花冠の筒部分が長く、雄蕊が花冠から突き出ず。ネズミモチの花とよく似るが、ネズミモチは新枝の先から円錐花序を出し、葯は黄色、葉は広卵状楕円形で厚く深緑色をしている。私の嗅覚ではネズミモチの芳香は単にムッとむせる感じであり、セイヨウイボタはギンモクセイに似た清涼感のあるよき香りである。


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