雄花には黄褐色の葯が5個 雌花の柱頭は2つに裂開し環っか状
サンショウ (山椒 ミカン科 サンショウ属 落葉低木 花期4,5月 雌雄異株) 枝に鋭い棘が2本づつ対生に付く。棘のない雌株の栽培も見られる。葉は互生で奇数羽状複葉、小葉は楕円形で縁は特徴のある鋸歯状をしている。3月末に新葉と蕾を観察したが、ようやく黄緑色の花を開き始めた。雌雄異株なので、雄株の雄花、雌株の雌花がある。雄花には花弁がなく葯が5個を、雌蕊には紅色を帯びた二つの環っか状の柱頭を観察した。緑色の果実は秋に赤く熟し裂開して黒い種子が現れる。秋の実 3.山椒の小粒の実09-10-04