実際はもっと綺麗(小雨降る夕方撮影) 白地に紅紫模様が浮き出ている
雨降りで現地観察を怠ったが、写真では雄蕊は見当たらず花柱が3,4本見える
サラサウツギ (更紗ウツギ ユキノシタ科 ウツギ属 花期5、6月 別名ウノハナ) サラサウツギはウツギの八重咲き種で花冠の外側が美しい紅紫色をしている。花冠の内側は白い。個体によって多少濃淡があるようであるが、写真は淡い紅紫色である。
更紗と言えばサラサドウダンが頭に浮かぶがこの花も美しい。更紗は綿の生地に鳥や草花などの図案を各種の色で染めた布とある。すると、サラサウツギの「更紗」は白地の花びらに紅色ないし紅紫色の紋様が浮き出た花であることを意味する。「サラサウツギはウツギの八重咲き種」という記述が散見されるが、屁理屈を言うと「更紗」は八重咲きを意味するものではないので舌足らずである。「ウツギの八重咲き種のうち花びらの外側が紅色をしているもの」がよろしかろう。フムフム...