20171221

2017-12-21 08:53:12 | 日々
途轍もない怖さと悲しさが入り混じったような気持ち。
出来るかぎりの時間を割いて付き添い、最後の時を過ごし、見送った。
あの時間、あれからの時間、その経験を共有したことが、私たち家族にとって良い物となって残ってほしい。
亡き父の人柄を、改めて感じさせてくれる人たち。
ありがたく、誇らしく思う。

日常の生活があることに助けられて、毎日を過ごしている。
来年からの新しい生活のための準備もある。
仕事面でも環境が変わる。
不安がないと言えば嘘になるけれど、これから新たに生き直すような、そんな感覚を持っている。
今年一年持ち続けていた自分の中の変化についての諸々は、今となればそのための準備となっていたように思う。
私の、歩みの遅い成長の、その過程。

そんな中、あるライブへ行ってきた。
何ヶ月も前からチケットを取ってあり、アルバムも車で聴けるように用意していたのだけど、何だか気忙しくて聴けないままに当日を迎えた。
ただただ圧倒された。
こういう人だったんだ。
こういう人がこういう曲を歌ってたんだ。
あの日のあのライブを今の自分で感じることができてよかった。
70代くらいの女性が一人で来ていて、それがとても素敵なことに思えた。

同じ頃、yusちゃんと再会した。
ゆっくり話す機会は持てていないけれど、あれから何があったか、少し聞いた。
以前とは違う。
ほろ苦さを噛みしめた後には、友情を育めたらいいなと思う。

そんなこんなで、私は生きて行く。
生きてユク私、だ。