備瀬 哲弘 吉祥寺クローバークリニック医院長。精神科医
読書案内 『うつ病になっても会社は辞めるな』
1 うつ病の診断
(ア) 診断基準 気分の落ち込み、興味・関心の低下、不眠などが2週間以上続く
→ うつ状態
2 さらに正確な診断をするために
(ア) 「育った家庭環境」「家族の既往症」「青年期以降の人間関係の取り方」「もともとの性格傾向」などの考察
(イ) 従来型うつ病の場合は→「話ながら静かに泣いている場合」→ 気分をコントロールできない状況
新型うつの場合 → 気分だけが落ち込んで診察に訪れる
適応障害 → 生活上の変化に対して健康な状態をたもちながら順応できない
3 治療
従来型では、休養(治療行為としての休職) と 薬物療法
4 回復期の復職支援 → リワークプログラムの紹介