♪きらり~んぴろろ~ん♪

ワンコの日常
お母さん:ブログ編集長
ボク:カキカキ編集犬・おねぇ:ブログ編集者

なんでかなぁ・・3・11が近くなると・・(・・;)

2018-01-21 10:51:07 | 歌声
  毎年 3・11が近くなると 何となく 訪れてしまう お店があります。

   (何かに 呼ばれるのかなぁ・・)

  津波で逝ってしまった 高校の同級生と 最後に入ったケーキ屋さんです。

 

  いかにも彼女好みの シブいオシャレな 大人っぽいお店で・・

   今回は 一人で ボーっとしてコーヒーを飲みました

  静かで あまり明るくなくて フランス系の雑誌?が 置いてあります・・



  彼女が 大学で師事していたのは フランス歌曲がご専門の先生だったハズです。

   紹介を受けて ワタシも レッスンを受けた事がありましたが 都心のお宅は それはそれは ステキで・・

  田舎者のワタシには 初めて見るモノばかり並んでいました。

   というか 緊張のあまり 驚いた以外の記憶が・・ない

  安くはないレッスン料をお渡しして 何を学んだんでしょう


  
  さて もともとが完璧主義の彼女は 大学で接した その後の日本のオペラ界を背負って立ったような

   先輩たちを見て「特別な才能に恵まれた人や 完璧なテクニックを習得した人でなければ

  人前で演奏してはいけない」みたいな 考え方に拍車がかかったように感じました。



  それは 一面の真実かもしれないけれど 正直 キツくて 相いれない部分も多かったかもしれない

   特に 最後に会った 震災の2年前頃は 彼女は 家庭も落ち着き 美を求める趣味を

  未来につなげるような構想もあったりして ゆったり余裕が見えました。

   逆に ワタシは不安定な家族の状況や 不安定な自分の今後のことなど

  モロモロを抱えて 右往左往していた時期で 話も 受け身一方でした。

   (飽和状態で 受けきれなかった


  ワタシも 今だったら もっとおおらかに受け入れられたのかも・・

   それでも 純粋に美を追求する彼女には やっぱり 教わる部分がまだまだたくさんあったし・・


  なんて ぼんやり考えた ひとときでした。


    家に戻って お茶をすすりました






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