全生歌会でご一緒させていただいている山内きみ江さんから『定ときみ江─「差別」の病を生きる─』(段勲氏著)という本をいただいた。
山内さん御夫妻が「差別の病(ハンセン病)」とともに生きてきた人生をつづった本だ。
山内さんからは、去年から社会復帰にかける強い意志や苦労のすえ部屋を探されたことなどを伺っていたが、本の出版も考えていらっしゃったとは知らなかった。
まえがきには、今まで知らなかった麻痺のことや一般社会で普通に生きていきたいという強い思いについて具体的に書かれていて、端から読んでいて胸がつまる。
しっかり読んで、山内さんのご厚意に報いたいと思う。山内さん、出版おめでとうございます。どうもありがとうございました。