時折質問されます。
お弟子の側からしたら興味深い事なのでしょうね。
私も世の中のお師匠様方と同じく弟子の時代を経て師匠となりました。
世の中は、いろんな師匠、いろんな弟子がおり、相性もあるし、求める要素は様々かと思う事をまず前置きして…
おそらくは一般論です。
ざっと思いつくだけですが…。
◇ 稽古を休まない。
◇ 自己稽古をしっかり積んで稽古に来る。
◇ 一途。
◇ 正直で嘘やごまかしがない。
◇ 口数が少なく控え目で可愛らしい。
◇ 人を大事にする。
◇ 月謝を必ず月初めに納める。
この逆が嫌われる弟子、と言えるかと思います。
◆ 稽古を連絡なしに休む。
◆ 家で全く弾かないままに来る。どの位練習したかは丸バレです。
◆ 習っている曲、与えられた曲を練習せず、あれこれ弾き散らかす。それも隠したつもりでも見えてます。
◆ 嘘やごまかしでその場しのぎばかりする。これも師匠とは騙されてあげていますが全部ばれています。
◆ おしゃべり。
◆ でしゃばり目立ちたがりで図々しい。
◆ 人に感謝せず偉そうで、人に対して無神経。上下関係を重んじない。
◆ 月謝を何ヶ月も滞納する。根本的に話になりません。
これは、私が自分の弟子を考えて挙げたのではありません。世の師匠はどんな弟子を良い弟子を思い、どんな弟子を困った弟子と思うか、師匠同士でもし討論したら、どんな意見が出るか、という想像の観点で挙げました。
ちなみに、私は弟子時代、修行時代、劣等生で、才能には恵まれず、なぜ出来ないか、悲しくて泣きながら練習した口です。
それでも亡き師匠中西雅窓先生には可愛がられました。
なぜか。
私の顔が可愛かったからです。
うそ。
まず私は月謝を必ず月初めには新札で納めました。
母が働いていましたから、そんなに気をつけてもらえなかったので、中学生の頃から自分で月初めには
「月謝を下さい。」
と母に言いました。新札は母が常備していましたから困る事はありませんでした。
それでも稀にうっかり忘れた時は、玄関を入れずに帰りました。日時を変えて頂きました。月謝を納めないと稽古して頂けない事を、私は中学生の頃から知っていました。
また、私は稽古は絶対休みませんでした。日時を変えて頂きながらも月四回は必ず通いました。
ある時期、20時上がりの仕事だった時期は、しんどくてふらふらになりながら21時に行きました。帰宅して30分横になってから行きました。本当に体が辛い時期でした。でも先生がその時間でもいいとおっしゃって下さったから行けました。楽に通い続けた訳ではありません。
そして、こう見えて貝のように黙る事が出来る性分です。黙って何時間でも座っていられます。
また私は、人の上下関係を肌でわかってたつもりです。
私は大家族の生まれで、家族にははっきりした序列のある昭和の家でした。すごい人数で、ひょっとしたら今の1クラス分位いたかも…?それほどではないかな…?家族以外にも同居してた人がけっこうローテーションしながら居たような記憶があります。
家長の祖父の偉さは畏れを伴うもので、家人はへりくだって敬語を使い、じゃらじゃらした冗談なども出ませんでした。
男勝りな勢いで家や大家族をびしっと統制していた、私にとってはただ怖かった祖母も、祖父にだけは気を使い、下から見て機嫌を取り、敬語でお世辞を言っていました。
この祖父は、滅多にあれこれ家人に注意したりはしませんでしたが(祖母が厳格でいつも家人を叱りつけていましたから、祖父が出る必要がなかったようです。)、言葉遣いだけは、時にふと注意していました。家人は縮み上がっていました。
そんな家で生まれ育ち、母も厳格で、口より先に手が飛んで来る人でしたが、そんな母も、椅子に座った祖母から叱られ、祖母の前で立ったままうなだれているのを見た事もあります。
ちなみに祖母と母は嫁姑ではなく、母娘です。
こんな中で育ちましたから、人間の上下関係は身に染み付いています。私は上は絶対という考えです。
私はお箏三弦は劣等生で、さぞや先生を困らせた弟子でした。
でもこのように、長々書いた上記のような要素が私にはあったから、おそらく中西先生には可愛がって頂けたのだろうと思います。
その師匠がどんな弟子をよしとするかはそれぞれですが。
私のある先輩は、全くお行儀が出来てなく練習嫌いな野生児みたいな子でも、天才肌でしたから可愛がっていました。
私はいくら天才でも野生児は無理です。祖母や母がそうであったように、行儀の悪い子供は私は生理的に無理。子供は子供らしく、大人がいたら遠慮して、隅の方で黙って正座して待っている子供が可愛らしいと感じます。
主観が出た。
まあ一つ位いいでしょう。
眠くなって来た。もう寝ましょうか。
お弟子の側からしたら興味深い事なのでしょうね。
私も世の中のお師匠様方と同じく弟子の時代を経て師匠となりました。
世の中は、いろんな師匠、いろんな弟子がおり、相性もあるし、求める要素は様々かと思う事をまず前置きして…
おそらくは一般論です。
ざっと思いつくだけですが…。
◇ 稽古を休まない。
◇ 自己稽古をしっかり積んで稽古に来る。
◇ 一途。
◇ 正直で嘘やごまかしがない。
◇ 口数が少なく控え目で可愛らしい。
◇ 人を大事にする。
◇ 月謝を必ず月初めに納める。
この逆が嫌われる弟子、と言えるかと思います。
◆ 稽古を連絡なしに休む。
◆ 家で全く弾かないままに来る。どの位練習したかは丸バレです。
◆ 習っている曲、与えられた曲を練習せず、あれこれ弾き散らかす。それも隠したつもりでも見えてます。
◆ 嘘やごまかしでその場しのぎばかりする。これも師匠とは騙されてあげていますが全部ばれています。
◆ おしゃべり。
◆ でしゃばり目立ちたがりで図々しい。
◆ 人に感謝せず偉そうで、人に対して無神経。上下関係を重んじない。
◆ 月謝を何ヶ月も滞納する。根本的に話になりません。
これは、私が自分の弟子を考えて挙げたのではありません。世の師匠はどんな弟子を良い弟子を思い、どんな弟子を困った弟子と思うか、師匠同士でもし討論したら、どんな意見が出るか、という想像の観点で挙げました。
ちなみに、私は弟子時代、修行時代、劣等生で、才能には恵まれず、なぜ出来ないか、悲しくて泣きながら練習した口です。
それでも亡き師匠中西雅窓先生には可愛がられました。
なぜか。
私の顔が可愛かったからです。
うそ。
まず私は月謝を必ず月初めには新札で納めました。
母が働いていましたから、そんなに気をつけてもらえなかったので、中学生の頃から自分で月初めには
「月謝を下さい。」
と母に言いました。新札は母が常備していましたから困る事はありませんでした。
それでも稀にうっかり忘れた時は、玄関を入れずに帰りました。日時を変えて頂きました。月謝を納めないと稽古して頂けない事を、私は中学生の頃から知っていました。
また、私は稽古は絶対休みませんでした。日時を変えて頂きながらも月四回は必ず通いました。
ある時期、20時上がりの仕事だった時期は、しんどくてふらふらになりながら21時に行きました。帰宅して30分横になってから行きました。本当に体が辛い時期でした。でも先生がその時間でもいいとおっしゃって下さったから行けました。楽に通い続けた訳ではありません。
そして、こう見えて貝のように黙る事が出来る性分です。黙って何時間でも座っていられます。
また私は、人の上下関係を肌でわかってたつもりです。
私は大家族の生まれで、家族にははっきりした序列のある昭和の家でした。すごい人数で、ひょっとしたら今の1クラス分位いたかも…?それほどではないかな…?家族以外にも同居してた人がけっこうローテーションしながら居たような記憶があります。
家長の祖父の偉さは畏れを伴うもので、家人はへりくだって敬語を使い、じゃらじゃらした冗談なども出ませんでした。
男勝りな勢いで家や大家族をびしっと統制していた、私にとってはただ怖かった祖母も、祖父にだけは気を使い、下から見て機嫌を取り、敬語でお世辞を言っていました。
この祖父は、滅多にあれこれ家人に注意したりはしませんでしたが(祖母が厳格でいつも家人を叱りつけていましたから、祖父が出る必要がなかったようです。)、言葉遣いだけは、時にふと注意していました。家人は縮み上がっていました。
そんな家で生まれ育ち、母も厳格で、口より先に手が飛んで来る人でしたが、そんな母も、椅子に座った祖母から叱られ、祖母の前で立ったままうなだれているのを見た事もあります。
ちなみに祖母と母は嫁姑ではなく、母娘です。
こんな中で育ちましたから、人間の上下関係は身に染み付いています。私は上は絶対という考えです。
私はお箏三弦は劣等生で、さぞや先生を困らせた弟子でした。
でもこのように、長々書いた上記のような要素が私にはあったから、おそらく中西先生には可愛がって頂けたのだろうと思います。
その師匠がどんな弟子をよしとするかはそれぞれですが。
私のある先輩は、全くお行儀が出来てなく練習嫌いな野生児みたいな子でも、天才肌でしたから可愛がっていました。
私はいくら天才でも野生児は無理です。祖母や母がそうであったように、行儀の悪い子供は私は生理的に無理。子供は子供らしく、大人がいたら遠慮して、隅の方で黙って正座して待っている子供が可愛らしいと感じます。
主観が出た。
まあ一つ位いいでしょう。
眠くなって来た。もう寝ましょうか。
検索していたら
偶然このブログについたので
コメントしてみました。
私が気にしていたこと全て
のっていました。
私はお囃子をやっていて小5から
篠笛をやってるんですが現中3です。
師匠とも上手くいってるつもりでは
いるんですが、師匠はどう思ってるんだろうかと不安に思う時があります。
私の場合、
稽古には休まず行っているんですが、
受験生ということもあり、師匠に塾がある日は塾に行きなさいといわれていて、塾に行ってます。
元々私は極度の人見知りで
特に大人の人などには上手く話せないんですが
師匠はやっぱり、付き合いが長いので
メールのやりとりなど
お囃子の練習終った後もよくするんですが
最近では、タメ語です←
メールではおじさん♪など
冗談の言い合いなどもします。
普段会うときも
練習後に家まで送ってもらうときも
タメ語なんですが師匠はなにもないように
普通に笑ってます。
でも実は師匠は嫌だな。など思っているのでしょーか?
また、
きちんと敬語を使って喋ったほうが
いいのでしょうか?
ちゃんと師弟関係が成り立ってるのかなど
時々心配になります。
人によってそれぞれ
師弟関係はあると思うんですけど
今の師匠が私の事をどう見ているのか
とても心配です。
返信くれるとありがたいです。
長々と失礼いたしました。
頂いたコメントのお尋ねの件は、最新記事にして書いておきました。どうぞご高覧下さい。(^-^)