宴乃桜/徒然お箏日記

お箏弾き「宴乃桜」の日記です。

風邪レポート

2012-02-29 22:00:11 | Weblog
本当にこのブログはあれですね、腰痛やら温泉やら風邪やら、病のブログのようですわよ。お箏日記のはずなのに。

風邪で、今日病院に行きました。4時頃です。先生に頼んで注射を打ってもらいました。

私は病院は嫌いでなかなか行きません。6~7年前、不正出血が半年続いた時も病院に行かなかった。義妹が子宮癌を心配して、力ずくでも病院に連れて行こうとしたので、反省して自分で病院に行きました。

義妹は優しい子です。私がインフルエンザになった時も、
「病院に行くよ!」
と家に飛び込んで来てくれました。もう行って来た、と言うと、高熱の状態で運転したのを怒られました。

あの子は優しいです。あんなに私を心配してくれたのはあの子だけだから、いつか私でも義妹の力になれる時が来るなら、その時は出来るだけの事はしてあげたいと思っています。

私は病院嫌いですが、風邪だけはすぐ病院に駆け込みます。偏屈者ですね。

今日病院から帰ってお薬飲んで横になったら、ぐっすり寝入ってて、今ふと目がさめました。体が軽く、楽になってます。良かったザマス。

若い頃は「気合いで治す!」とか思ってたので、熱も高くなり、ふらふらになる事もありました。今思えばばかな事でした…。平安時代のご祈祷治療じゃあるまいし、気合いで治る訳がありません。

かなり悪くなってから病院へ行くから、今みたいにすぐには治らなかった気がします。2~3日はかかってた。
注射してもらったり、お薬飲むと、大量の汗をかいていたのを思い出します。大量の汗をかくとすっきり楽にはなりますが、体力消耗するのか、水分不足か、ふらふらしました。

今は汗などかいてないザンスよ。ひどくならないうちに病院に行くようにしていますから。

気になるのは、お昼2時頃食事してから食べてないのに食欲がない。おかしい。無理にも食べとこうかしら。胃が弱ってるのかな…
食べたら入るかしら。

今日は温泉はやめときます。はい、当然ですね。

私は風邪をひきました。

2012-02-29 16:51:35 | Weblog
それがどうしたと言わないように。

昨日寒くて、やられた!と思ったんです。
さっき熱を計ったら、7度でした。お昼まで平熱だったのですが…

病院へ行って来ました。

明日からの仕事を休みたくないから注射を打って下さい、とお願いして、小さくて痛~い注射を打ってもらいました。きいっ!!

あそこの病院は、私は子供の頃からお世話になっていますが、古い病院で、先生も看護師さん達も大ベテランだから安心です。注射も採血も上手いですよ。

今日中に治して明日から復帰するザンスよ。

昨日はオフ日、今日は五週目だからお稽古お休み、珍しい2連休です。どうせ風邪をひくならこういう時にひくなんて、我ながら感心ですわよ。

事務がたまってるから、この休みに片付けようと思ってたので、本当は箏弦塾に行きたかったんですが、やめておきます。とにかく休んで治さなきゃね。

これから猫を抱いて寝ます。

うっすら風邪気味

2012-02-29 02:21:49 | Weblog
鼻風邪です。花粉症の症状かもしれません。熱はないです。

今日、稽古後に子供達におうどんをふるまい、一緒に食べました。

一人の食事は寂しいし、お母さんに了解を取って、楽しい食事が出来ました。

台所でおうどんの支度をしながら、鼻風邪なので、
『ビイ~ム!!』
とすごい勢いで鼻をかんだら、玄関辺りにいた一人が
「あ~びっくりした!!」
とお腹に力を入れて言ったんです。(*≧m≦*)真剣な顔してこっち見てるし。
かなりびっくりしたのでしょう。

それからもう可笑しくて鼻がかめないし、笑いがこみ上げるばかりで難儀しました。

子供は本当に面白いです。
お稽古中に宅急便とか郵便さんが来たら、弾くのを止めて一緒に玄関に出てくるし、何が届いたか見たら、
「誰から?」
とか聞くんです。
ぶふふっ!(*≧m≦*)誰から何が届いたってあんたに関係ないでしょうに。

私はこうして毎日窒息しそうなほど可笑しい事が続き、幸せです。

人間違い

2012-02-28 18:23:50 | Weblog
今日中学校部活指導に行きました。

今インフルエンザ予防か、みんなマスクしていて髪を2つにちょろっと縛ってるから、どの子も顔がわかりません。

部活の帰りに、部員かと思って手を振ってバイバイしたら知らない子でした。

だっはっは。

その子はそれでも笑顔で会釈してくれました。

ええ子やわあ…

「月夜」!ありがとうございます!

2012-02-28 10:07:24 | Weblog
島崎藤村の「月夜」を知りたいとアップしたら、「通りすがりの者」様がお教え下さいました。嬉しいです。「通りすがりの者」様!ありがとうございます。
m(_ _)m

お箏の曲に、島崎藤村の「月夜」から連想して出来たという曲があり、それを勉強したいので、知りとうございました。

お箏の曲もまさに「月夜」です。最近出会ったのですが、勉強してみなさいと天から指示されたような気がして、手前勝手にちょっとやる気になっています。

「通りすがりの者」様が教えて下さったこの詩、あの曲とぴったりです。曲は、きらきらと月の光が雫のように静かに舞い落ちて来るようなイメージです。綺麗な曲です。こんな綺麗な曲を生み出す島崎藤村の「月夜」とはどんな詩かと思っておりました。教えて頂いてありがとうございました。m(_ _)m

だんだん弟子達が上達し…

2012-02-27 21:27:14 | Weblog
子供はいつまでも子供ではありません。

うちは今六年生は6人です。五年生は一人。
だんだんと曲が進み、今日は六年生2人と五年生1人が続けて「松籟譜」でした。
「松籟譜」3コマ続けては結構キツいです。
こういう後世に残る曲、力を付けてくれる曲はしっかり弾かせておかねばなりません。これでもかと弾きます。こうするのよ!こうよ!と、彼らが1回する所を私は3回位弾いて聞かせますから、私は彼らの3倍弾いてる訳で…。そろそろ中学生にさしかかる頃で、曲も「松籟譜」となると渾身の稽古になります。

これが師匠というものですわいなあ…

数年前この子らが入門した頃思っていました。

たくさん子供が来てくれて嬉しい有り難いと同時に、

やがてこの子らが中学生高校生になった頃、この人数を、一人ずつねじ伏せるように稽古を付けて行かねばならないのだけど、その体力やどれほどか!死ぬ!

と思っていました。

だんだんそれが近づいて来ました。今日はキツかった…。足もふらつき…

稽古を終えて食事の支度をするのがとてもおっくうでしたが、私はお昼はお弁当でも、夜は温かいものを頂きたいので、簡単でもおつゆものを支度したい方です。今宵は一人水炊き。
この疲労感は久しぶりです。

今年は受験生もいるし、だんだんこうして渾身での稽古が増えて来るでしょう。また大鍋に3日分の煮物が入るようになります。

これからは稽古に入る前に夕食の支度をしておこうと思います。

これから10年は毎朝全身筋肉痛のゾンビ状態ですわよ。覚悟しとかなきゃ。

嫌な事があったけれども…

2012-02-27 04:35:01 | Weblog
よく書く事があるもんだ。

眠いし。

おまけにお腹空いた。

しかし書きたい。

実は今日所用で市内某所に行きました。が、また嫌な事がある予感がしていたんです…

以前このブログに書いた、もう気持ち悪くておぞましいあの男性がいるかもしれない所だったんです。

それで今日は、弟子の看護士Kに無理を言って連れて行ってもらいました。あの子がいたら安心です。もう私一人では気持ち悪くて怖くて耐えられません。

そしたらやっぱり居た。

ぞっとしましたが、Kに隠れて脂汗をかきながら用を済ませました。やっぱり寄って来たし、離れてても視線は容赦なく向かって来たし。

Kは私がその人から見えないように間に入ってくれて、私は必死でKに隠れてるのに、わざわざ回り込んで来て近寄るんです。
もう私はおぞましくて震えるし、Kの顔は見る見る眉間を寄せて強張って来るし、本当にエネルギー消耗しました。Kがもしここで切れて暴れ出したらどうしよう、とハラハラしました。あの子は普段穏やかで優しいけど、切れたらテーブルでも自転車でも振り上げて投げる事を私は知っています。

立ってる時はそれでも事なきを得ましたが、椅子に座った時が大変でした。
Kは私をかばって壁ぎわに私を座らせ、自分はその横に座りました。有り難かった。

ところが椅子と椅子の間の定位置が少し離れてたから、Kと私の間にじわじわ寄って来た時は、まさかと思いましたが私は全身で壁に張り付いて逃げ、Kは足を組んだまま背もたれにもたれて肘をついて、髭を触りながら様子を凝視していましたが、メラメラが出てるのがわかりました。もし私に実害が出る気配があったらあの男性は投げ放られ、このテーブルは飛ぶと思った。

本当に私は耐えかねる思いなのですが、しばらくは耐えねばなりません。
周囲は心配してくれるのですが、でも今のところストーカーでもないし、電話もかかるのでもないから、客観的に心配はない段階です。ただ気持ち悪いだけですが…

Kは元々少し強面だから、怒ったら普通じゃない形相になるのですが、Kのあの顔に何も感じず寄って来れるところが怖いんです。普通の人なら近寄れません。

Kは、会う可能性のある時は一緒に行ってくれると言ってくれたのですが、どうしてもKが来れないブラックポイントがあるんです。その時は一人なんです。

つらい。こればかりは女弟子ではどうにもならないから…

まあしょっちゅうではないから…

この頻度はしょっちゅうだと言う人もいますが…

何とかする方法はないかな…

丸大豆せんべい

2012-02-27 03:14:31 | Weblog
私とした事が切らしてて、昨日やっと2日ぶりに入手しました。

しかもなんと148円だよ…くっふふふ…勝った…

5袋も買った。負けた。すぐなくなるし。

久しぶりの丸大豆ちゃん。しかも合格の価格。なんてラブリー♪

昨夜喜びのあまり10枚も食っちまったよ。ぢゅ・う・ま・い♪

そしたら口も喉も粉っぽい…。なんで私の人生こうかしら。

弟子どもよ、私が死んだら丸大豆せんべいを供えるべし。たくさん供えた人ほど願いを叶えて進ぜよう。


うそ。(*≧m≦*)

私は死んだらあの世でする事がいっぱいで忙しいから、自分の事は自分でしたまえよ。

人の心を動かすのは「愛」だけ

2012-02-27 02:29:50 | Weblog
昔何かで読んだ事を覚えています。実話だそうです。

A国とB国が戦争をしました。

A国が勝ち、A国がB国の捕虜の兵士をB国に送還する時の事だそうです。

A国はどういう訳か、元敵国のこの兵士を、一人ずつ最高級の列車に乗せ、すごいご馳走を食べさせ、要人のように下にも置かないVIP待遇でもてなしたそうです。

B国の兵士は、たくさんのA国の民間人がかしずかれながら、何日も列車に揺られたそうです。

このB国の兵士は、戦争が終わった時点で自分は殺されると思っていたから、自暴自棄になり、野生動物のようになっていたそうです。
この列車に乗せられて、ご馳走を並べられても、どうせ殺されるなら腹いっぱい食べてやる、と、およそ人ではないように食べたそうです。たくさんの元敵国民間人を罵倒し、威嚇し、ものを投げ、の日々だったそうです。

しかしA国の民間人達は、この兵士がどんなに荒れ狂っても、ただ黙々と、来る日も来る日も心からかしずいたそうです。そう、仕事ではなく、心から愛をもってかしずいていたんです。この兵士を大事に大事に家族のように接しました。


私はここまで読んでも先が見えず、夢中で読み続けました。

A国の民間人達と、B国の兵士は、何日も同じ日々を繰り返していましたが、しかし変化が出て来ました。

B国の兵士は、どうやら自分は殺される事はなさそうだと悟ると、かしづかれる事に慣れて来て、尊大になり、かしづくA国の民間人達を自分の使用人のように扱い始めたそうです。

A国の民間人達は、それでも相変わらず黙々と心からかしづいて、最高級のもてなしを続けたそうです。

そうしたら更に変化が出て来ました。

B国の兵士は、A国の民間人達に、こうまでもてなされるのはおかしい、もてなされる理由がない、と感じはじめました。

更に変化が。

B国の兵士は、A国の民間人達に感謝するようになりました。ご馳走を食べさせてくれてありがとう、快適な時間を過ごせるもてなしをありがとう、元は敵だったのに、と思うようになりました。

するとその時…

今まで心から家族のように兵士を大事にしてかしずいて来たA国の民間人達が、突如一斉に泣き叫びながら、このB国の兵士を取り囲んで指差しながら、大声で口々に罵倒し始めたそうです。

「あなたは私達の国を破壊した、私達の親や子供達を殺した、あなたが銃で私達の家族を殺したんだ!鬼!家族を返せ!」

と、戦争の悲しさを吐き出し始めたそうです。

B国の兵士は驚愕しました。自分の意志ではないにしろ、この人達の家族を殺した、と、悔恨の念に泣き、戦争は二度と嫌だ、自分は人を殺したくない、と思ったそうです。

そう思った頃に列車はB国に到着し、兵士はおろされたそうです。

A国の民間人達はなぜ憎きB国の兵士に、こうまで辛抱つよくかしづき続けたのか。なぜ突如本心をさらけ出して兵士を罵倒したのか。

A国の考えはこうでした。

B国の兵士は戦争によって人間の心を失っている。そんな時に恨み辛みをぶつけても通じない。兵士もまた戦争の犠牲者、精一杯の愛情をかけて、人の心を取り戻した時に、どれだけ残酷な悲しい事をして来たかを伝えよ、

という上からの指令だったそうです。


この読み物を読んで、私は、
「人の心を動かすのは愛情だけ」
という事を学びました。罪を憎んで人を憎まず、というのもこういう事かもしれません。

私は随分若い時にあの読み物を読みました。あれ以来
「人の心を動かすのは愛だけ」
という考えを信じています。

愛されず、乾いた心の人に何を言っても通じない、通じさせたいなら愛情でもって働きかけなければならない、それしかない、

と思っています。


もっとも、いくら愛情をかけても通じない、血も涙もない、元々から鬼みたいな人もこの世にはいますから、そういう例外には愛情は無駄です。

しかし大多数のたいていの人には、こちらが愛情でもって接して行ったら、必ず何かしら変化はあるものだという事を、何度も体験して来ました。

若い時にあの読み物に出会って良かったと思います。
私は今結果として、僭越にも人を教えて人を引っ張る職業に就いています。
しかしその為の教育も受けた訳でなく、そんな器でもない私が、なんとか辛うじてこの職務を遂行出来ているのは、この
「人の心を動かすのは愛だけ」
という考えを信じてやって来たからだと思っています。

これからも天国の師匠を愛し、弟子達を愛し、時にはそれらを守る為に仁王のように魔を撃退し、愛が通じない鬼みたいな人には無駄な努力はせず、

そうして生きて行きたいと考えています。


終わった。書き疲れた。

良い人相・悪い人相

2012-02-27 01:13:30 | Weblog
毎日行く温泉は女だけです。当たり前。

そして私より年長の人が圧倒的に多いです。
すなわち、人生の締めくくりの時期に入った感じの人達が多いです。

お湯に浸かりながら、歩きながら、どんな人生を生きて来られたのかな…などと眺める事があります。

歩行湯は、私みたいに体の為に湯治に来られてる方も多いです。膝や腰はもちろん、お体から、大病なさったのを拝察する方もいらっしゃいます。どれだけの苦難を乗り越えて来られたのかな、と色々考えながら歩いています。深い気持ちになります。

でもそういう修羅場をくぐったろう方はとても良い人相をなさっています。笑顔が優しくてオーラがある。薄暗い夜の露天の歩行湯でも見えます。この方は多分人に好かれて人を支え、大切にされてるのだろうな、と思えます。あんな笑顔を他人に向けられるようになりたいものです。素敵な暖かみのある方です。

反対に、すごい顔の人もいます。
私が行く時間帯より早い時間に来られてるから、あまり会う事はありませんが、ものすごい意地悪な形相というか人相で、どぎついというか、イライラ、憎しみ、恨み、怒りの塊、なんせすごいです。最たる顔です。常に怒ってる。鬼みたい。

自分の気に入りのシャワーの場所を誰かに取られてたら、大きな声で
「いつまで経っても空かん!」
と横から怒鳴る。

いつまで経ってもたって今入って来たくせによく言いますよ。

脱衣場で、広い縁台様の腰掛けに座ってたら、なんの意図か、自分のお風呂道具のバケツをすごい勢いでガン!と人の真後ろに置いたりするんです。そこをどけ、という意味なんでしょうか?わかりませんが。

この人もまたどんな人生を送って来たのかな、と取材してみたい気がします。人に愛される事もなく、いじめられて不幸な人生だったのかな、と想像したりします。人に憎まれて第三者に助けられる事もなく、受け立つ為に憎み返し、心から笑う事もなく。

ご自分の顔が嫌じゃないのかしら?
それともこんな顔にしたのは世間、あんた達よ、と人のせいにして、尚人を憎んでるんでしょうか。

案外スパイシーで貫禄ある顔じゃん、とか思って満足してるんでしょうか。

あんな顔になっちゃったら、私だったら人前には出たくないな…

でも私も結構人の好き嫌いが激しいし、よく怒るから、あんな顔になるかもしれない…

自分の顔には責任持て、とは先人の言葉です。

とりあえず笑顔でいるよう努力していれば、あんな顔は回避出来るでしょうか。嫌だな…

温泉ではいろんな人生を想像させられ、たくさん教訓を頂いています。