
今、日本から持ってきた島耕作に嵌っている。いつ読んでも面白い。
島耕作は課長に昇進した直後、ニューヨークに赴任している。当時の連載時期を見ると1985年だから、ちょうど20年前である。この頃のエピソードは文庫本で言えば2巻に収録されている。
当時はちょうどプラザ合意の頃であり、この頃まで為替は1ドル250円と言われていた。当時の島の台詞に以下のようなものがある。
「ここでの値段は大体次の通り。卵1ダース2ドル75セント、トマト1個1ドル、サラミソーセージ1本5ドル、Tシャツ15ドル、トレーナー20ドル。1ドル250円で換算すると卵1個60円にもなるが、1ドル100円で計算すれば大体日本と同じだ。やはり「円」は国際的に少し甘やかされているのだろうか・・・・・生活観に関する限りでは1ドル100円がどうみても妥当なところだ。」(句読点は漂泊亭追加)
作者の弘兼憲史がこう書いたように、円はその後まもなくどんどん上がっていく。これまた面白いが文庫本が出た当時は1ドル97円で今よりも更に高かった。1ドル79円まで行ったときもあったのだからすさまじい限りである。現在は、また円が安くなってきており、円固定給の漂泊亭にはつらい限りである。
面白いことに、上記の価格は今もあまり変わっていないと思う。ニューヨークは割りに物が高いところではあるが、もし1ドル200円以上もしたら卒倒してしまう。
島耕作には、他に地下鉄に関するエピソードも出てくる。これに関しては、次回以降書きたいと思うが、当時はトークンを入れる方式で、1枚75セントだったようだ。こちらの方は上がっている。日本では公共料金は公務員の給料と同様、あまり下がることは無いが、こちらもそうなのであろうか?
今日はここまで。
島耕作は課長に昇進した直後、ニューヨークに赴任している。当時の連載時期を見ると1985年だから、ちょうど20年前である。この頃のエピソードは文庫本で言えば2巻に収録されている。
当時はちょうどプラザ合意の頃であり、この頃まで為替は1ドル250円と言われていた。当時の島の台詞に以下のようなものがある。
「ここでの値段は大体次の通り。卵1ダース2ドル75セント、トマト1個1ドル、サラミソーセージ1本5ドル、Tシャツ15ドル、トレーナー20ドル。1ドル250円で換算すると卵1個60円にもなるが、1ドル100円で計算すれば大体日本と同じだ。やはり「円」は国際的に少し甘やかされているのだろうか・・・・・生活観に関する限りでは1ドル100円がどうみても妥当なところだ。」(句読点は漂泊亭追加)
作者の弘兼憲史がこう書いたように、円はその後まもなくどんどん上がっていく。これまた面白いが文庫本が出た当時は1ドル97円で今よりも更に高かった。1ドル79円まで行ったときもあったのだからすさまじい限りである。現在は、また円が安くなってきており、円固定給の漂泊亭にはつらい限りである。
面白いことに、上記の価格は今もあまり変わっていないと思う。ニューヨークは割りに物が高いところではあるが、もし1ドル200円以上もしたら卒倒してしまう。
島耕作には、他に地下鉄に関するエピソードも出てくる。これに関しては、次回以降書きたいと思うが、当時はトークンを入れる方式で、1枚75セントだったようだ。こちらの方は上がっている。日本では公共料金は公務員の給料と同様、あまり下がることは無いが、こちらもそうなのであろうか?
今日はここまで。