漆工芸・スクラッチボード画/前田浩利のブログです。

日本の線画―前田浩利の仕事/銅版画・スクラッチボード画のすべて。

日本の漆工芸 《前田浩利の貝合わせ》―伝承・平安王朝の遊具。(1)

2015年06月12日 | 前田伝統漆工房
       《貝合わせ》
   千年の伝承・平安の雅を1対の貝に秘めて―
 宝石のように美しく、伝統の遊具は
 漆工芸家 前田浩利の書と華やかな歌仙絵となって甦りました。

 
 2008年(平成20年)は「源氏物語」が書かれて千年になりました。
 日本各地のみならずフランスやアメリカでは「源氏物語千年紀」の記念行事が行われています。
 社団法人・紫式部顕彰会では、この年の歴史に残る記念行事として、「源氏物語と紫式部/研究の軌跡」
 の大著を発行されました。 著者・監修者は日本の古代学の権威・角田文衛先生(同顕彰会会長)・片桐洋一先生であり、
 現代の源氏物語と紫式部研究家40名の先生方の論文と著作をまとめられた1大研究本です。発行は角川学芸出版社。
  私は2006年に東京から来阪し、同顕彰会会員として研究会の末席に参加しながら、「貝合わせ」を制作して
 いましたが2008年の千年紀と紫式部千年祭では、京各所で《平安の雅・貝合わせ展》を開催して皆様にも
 見ていただきました。 今回このブログで発表する「貝合わせ」作品は、その時のものです。― 前田浩利 記

前田浩利 制作 (書・画)漆工芸■源氏物語貝合わせ・全五十四帖一揃い■平安三十六歌仙貝合わせ・一揃い
 平安六歌仙貝合わせ■百人一首(抜粋)貝合わせ■花鳥風月ー風流貝合わせ等です。
 
 


2008年「源氏物語千年祭」の記念行事として出版された大著〈源氏物語と紫式部〉
 
      同顕彰会発行の大著・源氏物語と紫式部/同顕彰会会報・わかな/前田浩利制作・貝合わせパンフレット他

                  
                      《貝合わせ》
                  千年の伝承/王朝女君の遊具
                   平安三十六歌仙―(1)


 
                 平安の雅/王朝女君の遊具
                  《貝合わせ》


”斎宮女御”
  琴の音に峰の松風かよふらしいずれの緒より調べそめけむ




貝合わせ・斎宮女御
前田浩利書 画・斎宮女御/飾り台・越前塗沈金・前田浩利刻画/竜安寺庭園





  貝合わせ・三十六歌仙/
 (全作品大版桐箱収納)












 前田浩利・書 画
 E-mail:maeda8@ion.ocn.ne.jp
http://www.maeda-urushi.com
 《前田伝統漆工房》〒554-0002/大阪市此花区伝法2-1-54・TEL/06・6468-1588

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