〝クラビク二郎〟の〝叫び〟

熊本市にあるセレクトショップ≪CROWN VICTORIA≫の店主〝クラビク二郎〟のブログです。

台風の日に 我 ふと思う ・ ・ ・

2007-02-05 20:05:22 | Weblog
≪CAUTION≫
このブログは 2006/09/17 に≪What's New≫のコーナーに
書いた文章を そのまま転載しています。



台風が来るらしい。

そのせいだろうか、もう 2時間も来客が無い。

そんな時 ふと、こんなことを考えてみたりする。

≪我思う、ゆえに我在り≫なのか
≪我在り、ゆえに我思う≫のか?


≪観念論≫と≪唯物論≫ってヤツである。

冷静に考えれば 間違いなく ≪我在り、ゆえに我思う≫的な考え方である
≪唯物論≫のほうが正しいはずである。

なぜならば、すべての人は脳で思考する。
自分がココに存在し、その 自分の脳が いろんなことを考えてる訳で、

今 ココで ハンマーを使って 自分の脳をグチャグチャにしてしまえば
その瞬間 思考は止まる。

『 いやいや、霊魂となって 思考することが出来るよ 』 
と言う人がいるかもしれないが、それは間違いである。

霊魂には 思考する為の脳が無いし、ましてや モノを見る為の眼球すら
無いのであるからして モノゴトについて考える事は不可能である。 

霊魂は存在しないのである。

もっと 分かりやすく突き詰めて考えてみたい。

≪我思う、ゆえに我在り≫的な≪観念論≫という考え方とは、

1. 私が今、ココに地球が在ると考える(思う)。

2. だから ココに地球が在る。

  ・・・ ということは、

3. 私が死ねば 地球の存在が無くなる。

ということである。

そんなバカな話はない。

≪観念論≫では 一生懸命 商売繁盛を祈願すれば 商いがうまくいく ・・・
はずなのだが 絶対にそんなことはない。

力いっぱい 神様にお願いしてみたところで ヒマなものはヒマである。

大勢の方から 
『 当たり前じゃないか!』 と いう声が聞こえてきそうである。

そのとおり!当たり前である。

≪神≫が≪人間≫を創ったのではなく ≪人間≫が≪神≫を創ったのだ。

私自身、どんなに 一晩中考えてみても
間違いなく≪唯物論≫のほうが正しいと思う。

しかし、≪唯物論≫は 広く世間一般では
正しい事として認識されていない。

実際に この世の中、間違いなく≪観念論者≫のほうが多い。
みんな 本気で神様の存在を信じている。

その証拠に、コンニチにいたっても世界中のいろんなところで
宗教観の違いによる戦争が起き、みんな 命をかけて戦っている。

平和な日本においても さまざまな宗教法人が活発に活動しているし
政治にまで多大な影響をおよぼしている。

もっと 日常の 市民レベルでいえば、≪細木数子≫の本がバカ売れし、
読者は ソコに書いてあることを 本気で実践していたりする。

絶対にあるはずのない 目に見えない未知なる力に あるときはおびえ、
また あるときは期待し 自分の将来をゆだねているのである。

なんと愚かなことだろうか ・・・

・・・ という訳で まだ客が来ない。

間違いなく 台風のせいで客が来ないのである。

だんだん 不安になってきた・・・

本当に 台風のせいで客が来ないのだろうか?

ま、まさか 
去年 車で当て逃げした時の バチが当たって
客が来ないのではないのか?

いやいやいや そんなはずは ・・・

も、もしかして 酒に酔ってチャリンコを盗んだのがいけなかったのか?

いやいやいや そんなはずも ・・・

あーッ! し、しまった!
あのコにした ヒドイ仕打ちが恨みをかい、生き霊となって
店の前に立ちはだかっているのだ!
そんで お客さんを寄せ付けないのだ!

ヒェ~、ど、どうしよう ・・・   

南無阿弥陀仏 南無阿弥陀仏



◆写真
常日頃≪唯物論者≫を気取ってるオイラだが、
なぜか 思いっきり≪風水学≫を意識した位置に
植物や鏡を配置してしまいます。
人間ってヤツぁ なにかにすがって
生きていくもんなんすよ~。

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