お好み夜話-Ver2

日光杉並木を走る

日光の神橋のそばのお蕎麦屋さんで腹ごしらえをしていると、雨が振り出した。

気温もぐっと下がり、ばあさんはもう帰ろうかと弱気になる。

しばらく様子を見て、にわか雨が上がったスキを見計らって蕎麦屋を出て宿に向かった。

まだチエックインにはだいぶ早かったが、宿の計らいで部屋に入れてもらった。


部屋に落ち着くとばあさんは夕食までお昼寝、かあちゃんと小僧は即温泉、オヤジは予定通りウェアに着替えて表に出た。

宿の前の日本ロマンチック街道を日光駅方面へ、東武日光線と大谷川に沿ってひたすら真っ直ぐ走り、日光杉並木街道にはいる。


鬱蒼とした杉並木が会津西街道を突っきりこの先37kmも続き、8月のはじめに開催される「日光杉並木マラソン」のコースに至るが、本日はとてもそこまでは走っていけない。

気持ちのいい杉並木の道は未舗装路や石畳みで、宿の前からずっと緩やかに下っているのだ。

ということは、行きは良い良い帰りは・・・・・だ。


杉並木がいったん途絶えたところに、上今市の駅があった。



杉並木公園に入るつもりだったが、どうやらいつの間にか通り過ぎてしまったらしい。

しょうがないからここで折り返すことにして、公園内を走り出て東武日光線の線路を渡り、大谷川公園の芝の上をクロスカントリーみたいに走り過ぎ、大谷川の河原沿いの道を日光へ戻る。




だが、道は未舗装の上案の定ゆるゆる上っていて、12kmを過ぎたあたりでゼイゼイハアハア。

でもどピーカンじゃないのがせめてもの救いで、ペースを落とし川沿いの裏道を日光へ。


宿を出てからそろそろ2時間、ようやく神橋の信号まで戻ってきた。

信号待ちでストレッチをして、そこから一気に宿の前まで走った。

走行距離18.21kmの、なかなか走りごたえのあるコースだった。

そしていよいよ、風呂、泡、メシへとなだれ込むのであった。

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