山中湖から3日、そろそろ膝の具合もいいと思い、上野まで走ることにした。
目的は、今週で終わってしまうという「国宝・阿修羅展」を見るためだ。
だいたいゴジラとかモスラのように、うしろに“ラ”のつくものが好きだから、かなり混んでいるのを承知で出かけてみた。
チケットショップで入場券を買って来る予定のかあちゃんと、博物館の前で待ちあわせ、一足先に家を出た。
上野までは勝手知ったる道のり。
時々路地に入り込みながら、無理なく走って上野公園到着
東京芸大のショップのトイレで着替え、待ちあわせ場所へ。
なんと、水曜日の午前中だというのに、「阿修羅展」は2時間待ちの大行列
これじゃ上野~千住間を往復しておつりがきますぜ
でもせっかくだから、おとなしく行列の人となった。
2時間過ぎ、ようやく館内に入れた。
「阿修羅像」もさることながら、鎌倉時代の巨大な四天王像や運慶作の仏像も圧巻
鳥頭のカルラや一角を生やしたキンナラなど、今にも動き出しそうな造形の見事さと、豊かなその表情。
これらの像が、麻布と漆でできているとは驚きだ。
主役の「阿修羅像」は、おしくらまんじゅう状態で見たが、1300年もの間、よく保存されたものだと感心した。
2時間待ちの価値は充分にあった。
最新の画像もっと見る
最近の「迷想雑記」カテゴリーもっと見る
最近の記事
カテゴリー
バックナンバー
人気記事