世界では毎日どこかで、5歳未満の子どもたちが、汚れた水と不衛生な環境から下痢性疾患によって命を失っているのだそうだ。
当たり前のように水道をひねって、あるいは気軽においしいお水を買って飲める我々に、何ができるのか
ということで、運良くこの日「RUNforWATER 2010 」という、チャリティ・ランニング・イベントに参加することができた。
これはどんなイベントかというと、国立競技場の400mのトラックを1周するごとに、100円の募金をおサイフケータイでするというもので、この100円でアフリカの1人の子どもが40日間きれいな水を飲むことができるのだそうだ。
400mを走り終わったランナーは、会場内に設置された各端末に
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おサイフケータイをかざして「ピッ」とやって、電子マネーで募金をするのだ。
もとより、高潔な動機などとってつけたような我々チームモグランポ選抜メンバー（ハマちゃん、ホリちゃん、小僧、かあちゃん、オヤジの5人。いずれもヒマだったのだ）は、滅多に走れない国立競技場を「走る」ということのみで、この日はウキウキしていたのである。
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イベントのゲストは、ランナーなら知らぬ人はない「金哲彦」さん。
「金」さんの音頭で準備運動とストレッチをしたのち、いよいよ全員でデモ・ラン。
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その後、各チームより1人づつ出て、400mトラックを1チーム合計10km（25周）、駅伝方式で走った。
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1チーム2人～5人で、50組およそ250人ほどのランナーが、賑やかに国立競技場を走り、募金をし、ペットボトルの水と記念のTシャツを貰った。
各参加チーム名が「金」さんから読み上げられ、我がチームモグランポの名も国立競技場に響き渡った
記録やスピードを競う大会じゃない、こんなイベントもなかなかいいもんだ。
しかし、ふだん練習をあまりしていないオヤジ以外の4人は、少しは走らなきゃ辛いことを実感したようだ。
そういう意味でも、いいイベントだったと思う。
オヤジは、はじめておサイフケータイの機能を使い、あらためてその便利さを知ってしまった。
遠くまで走りに行ったとき、これで小銭の心配をしなくてもすむのだ。
小僧には危険なので持たせられないが・・・・・。
