二枚貝のようにAirを閉じて使う「クラムシェルモード」は放熱がよくできないために、すごく熱くなっちゃうのでファンが不安なくらいに回る。
この薄いマシンが前頭葉発熱親父みたいにしょっちゅうカッカしていたら、内部のCPUやHDDにどんな影響が出るか想像に難くない。
老兵iMacが倒れた今、Airまでイカれてしまったらお手上げなので、またもやネットの海をかき分けかき分け解決策を探し求めた。
すると、ありました👌
世界中の林檎愛好者は昔から知恵と勇気と科学の子なので、オヤジごときの付け焼き刃な林檎使いの悩みなんかたちどころに解決してくれるのが常だ。
それは「オープン(疑似)クラムシェルモード」という方法で、キミは今二枚貝のように閉じてますようってマシンを騙してしまうというもの。
で、その方法は3つ。
その1、nvramというコマンドを使い「強制的にクラムシェルモードで起動」に変更(runlevel変更)してしまうというもの。
う~ん、コマンドというヤツは苦手だ。
もともと窓屋がまだ窓を発明する前に、DOSだのなんだのと物騒な呪文を使ってマシンを操っていたのが気に食わなくて林檎を齧ったという経緯があるので、いまさらそんな呪文みたいなコマンドを打つなんて嫌だ。
それに、マシンを呪文から覚ますのにもまたコマンドを打ち込む必要があるので、こんなしち面倒臭いことはやってられない。
なので、その1は却下。
その2、「ClamshellOpen」というアプリを使う方法。
これは無料のアプリなのだが、よくよく見ればOS X 10.8 ~ 10.8.2までしか使用できないらしい。
なーんだ、我が家のAirはすでに10.10.5だもんね、ダメじゃん。
で、最後その3、磁石を使う方法。
MacBookには磁気センサーが付いて、ここに磁石を近づけると「ディスプレイが閉じた」ことに出来るらしい。
ただし、機種によってセンサーの場所が違うということと、強力な磁石でやるとHDDなどに影響を及ぼすかもしれないという注意が必要。
でも、百均で売っているような磁力の弱いもので👌ということなので、冷蔵庫に張り付いていた磁石で実験してみたら、オヤジのAirのセンサーは右側のdeleteキーとreturnキーのあたりにあった。

磁石をそこに近づけると、
「あ、あ~ん、ワタシ酔わせてどうするのぅ・・・」
てな感じでAirの画面がフゥッと暗くなる。
あーら、あっさり実験成功😊
「ヒッヒッヒッ、お嬢さんアッシに騙されやしたね」
などとほくそ笑みながら、大股開き・・・失礼🙇、開いたまま眠るAirをディスプレイにつなげた。

そして1時間ほどムダにネットを開いたり、画像を表示させたり、音楽を流したりして様子を見たが、ファンは回らなかった。
よしよし、これで安心して毎日使える。
それにしても昔から、安い方法で騙くらされる林檎ちゃんはアナログチックだ。
そういうとこ好きなんだよねぇ😘