痛くなきゃもう痛み止めは必要ない。
しかし相変わらず24時間高濃度栄養輸液、抗生剤、胃薬、その他の点滴が常に繋がっていて、鼻チューブもそのまま。
鼻チューブのせいでシャワーも浴びれずもう8日、頭は一度洗ってもらい体は拭いたが、空咳がしょっ中出て夜はほとんど寝れない。
体重はここ一週間もう44㎏に定着してしまって、病棟のフロアを一周するだけで疲れちまう。
ナースがリハビリを頼んでくれて、理学療法士が来てくれた。
足にどれくらい力がかけられるかテストしたら、お話にならないくらいヘナチョコ。
通常リハビリ期間は入院期間の倍かかると言われたが、それはもう自覚している。
この筋肉の衰えは一ヶ月やそこらではとても解消されないだろう。
立ち仕事なんて無理な話しだ。
やはり今年はもう諦めた。
どう足掻いたってこればかりはどうしょうもない、無理して動き回ってさらに悪くなっては元も子もない。
とにかくできることをしようと、かあちゃんと連絡を取り合って指示を出した。
すると少しづつ動きがでて、どうしても自宅の書類を持ってきてもらわなければならなくなった。
病院に到着したと連絡があったので、点滴棒を転がしながら階下へ降りていった。
このコロナ禍で面会はできないのだが、1階にLAWSONがあるのでそこへいくという口実で向かった。
かあちゃんと会い書類やら飴ちゃんなどを受け取り、少し会話をしているところへ顔見知りのナースが通りかかって見つかってしまった。
ゴメンゴメンと会話を終わらせ、ナースと一緒に上へ上がると、さあ問題になった。
年嵩のナースが飛んできて注意され、直ちに病室を出て個室に身柄だけ移ってくださいと告げられた。
仕方がないのでiPhoneとイヤホンだけ持って個室に移ると、さらに偉そうなナースがきてさらに厳重に注意され、個室に隔離された。
しばらくして防護服をつけたナースがきて、PCR検査をされた。
これで陰性が確認されるまで元の病室へは戻れないと告げられ、またしばらく放置。
すると今度はマリコ先生がきて、検査の結果がでたらCTを撮り、鼻チューブを抜きましょうといわれた。
なんとか15日までに退院したいと強く訴えると、では結果をみながら外来で治療することを考えましょうと諦めたようにいった。
お昼前に個室に隔離され、3時頃まで放置され、係の人がきて告げたのは完全な部屋移動。
元の病室から着替えから何から全部、個室に運びますという。
ハァ、これは懲罰じゃ😞
一泊5万円の個室で反省せよということ、PCRで陰性だったとしてもいつ陽性に転じてしまうかわからないための処置だ。
他の入院患者の安全のため、不届な行いをしたものを隔離するのは医療者として当然の行為。
コロナ禍の注意を怠ったこちらが全面的に悪いのでなんの弁解もしないが、しかし一泊5万円は高級旅館ですな。
高級旅館の食事が重湯と激マズペプチーノとはこれ如何に🙄
仕方がないから、こうなったら個室を楽しもう😏
早速レイアウトを変え、ベッド周りを使いやすくして、点滴の電源を抜かなくてもいいように、鼻チューブの装置を動かさなくてすむようにした。
個室にはトイレもシャワー室も洗面所も付いているので、点滴棒を転がしてどこへも行けるようにした。
電話も気兼ねなくできるし、他の人に気を使わなくてすむし、部屋が広い個室は流石に楽だ。
しかしいつまでもこんなところにいたくはない、とっとと退院して自宅でやらなきゃならないことを片付けリハビリしないと、いつまでも社会復帰できないぞ。
夜7時ごろ、マリコ先生がCTの結果を知らせてくれた。
それによると、腫れていた箇所はごく小さくなり、先端部に散らばっていた膿もあらかた消えたが、下腹部の嚢胞はまだ小さくなっていないので引き続きステントは入れたままということ。
なのでもう鼻チューブは抜きましょうということになり、頬と鼻のテープを剥がして、
「ちょっと息を止めといてください」
と言うや、スルスルと鼻の穴からチューブを抜いてしまった。
ハアァ〜〜〜ー〜ッ ラクになった〜ー
これで空咳に悩まされることもなく、鼻もかめるしシャワーも浴びれる、8日ぶりの開放感🤤
さらに、
「こんな高い部屋に移ってもらってごめんなさいね」
と言われ、明日もう一度重湯を食べたら翌日は三分粥にして、その翌日週末には退院にしましょうと言われた。
退院
嗚呼〜〜、長かった。
ようやく、ようやく帰れる( ; ; )
あとは心臓付近の静脈まで伸びているチューブを引き抜いて、点滴が外れたらより大きい解放感なのだが。
とにかく、退院まであと僅か‼️
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mogmas
娘
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