むかし六本木のラーメン屋さんで麺をすすっていたら、お相撲さんが3人入ってきて大盛りラーメンを注文。
熱々のラーメンをほんの何口かで平らげおかわり、こちらがまだ半分ほどしか食べていないのに、お相撲さんたちは軽く三杯を平らげケロリとしていた。
また数年前、両国のどすこい病院へ入院していた時、お相撲さんが入院している病棟に巨大なリアカーみたいな車椅子が置いてあった。
ナースによるとガタイのいい男の看護師じゃないととても押せないほど重いといい、お相撲さんは普通の病院食ではないと聞いた。
然もありなん😑
そんな人間凶器のようなお相撲さんに酔っ払って手加減なしでひっぱたかれたら、普通の人はただじゃ済まないし、同じお相撲さんだって当たりどころが悪きゃ怪我して当然。
何やってんだろうね「日馬富士」。
横綱審議委員会、略して横審(よこしん)がどう判断するのかね。
まあそんなことはどうでもいいのさ、こちとら大相撲ファンではないし、「宮沢りえ」ちゃんを振って「旧中山道」を「いちにちじゅうやまみち」と読んだ女子アナと一緒になるような「貴乃花」はどうにも好きになれないし。
そんなことよりゴジラさ。
「GODZILLA 怪獣惑星」を小僧とともに観た。
さすがに日本のアニメはクオリティが高いし、よくできていると思う、が‼
これはゴジラじゃないね。
ゴジラの名を借りた似て非なるものだね。
だから「GODZILLA」であって、「シン・ゴジラ」なのさ。
どちらもゴジラでなくてもよいのだ。
お話しの出来がどう、役者がどう、演出がどう、そんなことはさておき、「ゴジラ」がゴジラでなくてどうすんのよ。
まあね、売れっ子芸者の怪獣の置屋「東宝」がしょうもないからこんなことになっちまうワケで、もはやハリウッドの方がひと頃の東宝よろしく怪獣バトルを楽しんじゃってるのだから元は取れてるんだろうけどさ。
それにしても「GODZILLA 怪獣惑星」・・・、「シン・ゴジラ」でもそうだったように、理屈と専門用語を早口でまくし立て「いかにも」な感じで突き進むんだけど、フツーに考えておかしいことばかりのお話しなんだよね。
なんでも今流行りの三部作らしく、ネタは小出しにしているのかもしれまへんが、冒頭からもう「レジェンダリー」のモンスターユニバースよろしく東宝怪獣出まくり。
「ドゴラ」が出たのはちょっと嬉しかったが、友好的な異星人が二種族も地球に飛来してきてなすすべもないってのはダメでしょ。
「怪獣大戦争」のちょっとマヌケな「X星人」だって、ゴジラとラドンをけん引ビームで吊り下げて宇宙に連れて行くくらいできるのだから、亜空間航法ができるスペースシップを作れるテクノロジーを持ちながら怪獣を支配して地球を征服しないエイリアンなんてつまらん。
「GODZILLA」を亜空間砲みたいなので宇宙の彼方に消し去ってチャンチャン、というわけにはいかないのはわかるが、それなそれでヤツだって「スペースゴジラ」になって舞い戻ることはできるはずだし、もっと最初の組み立てでやりようがあったんじゃないのと思うのだ。
それにパワードスーツや四つ足の戦車、バイクのような戦闘機やスペースシップにしても、みんなどこかで見たような借りてきたようなデザインだし、目新しさがないんだよね。
そしてようやっと「GODZILLA」が出たのはいいが、おい💢岩かよ。
小僧もひと言「かっちょ悪い」。
なんなのコイツ、「ギャレス・エドワーズ」版をもっと無骨にして動きワリィ~。
かっちょ悪い歴代ゴジラベスト5に入るほど、魅力0。
う~~、こんなゴジラは許せん。
ということで、東宝未公認の「ゴジラ審議委員会」略して「ゴジ審」は、このアニメ版「GODZILLA 怪獣惑星」をゴジラシリーズとは認めず、劇中登場するデカブツをゴジラとは断じて認めないとここに宣言する。
「ゴジ審」は僕たちの見たいゴジラ、かっちょいいゴジラを応援するものであり、たとえ芸者の置屋東宝の冠がついていようとも、ゴジラを騙る作品を決して許すまい。
今後「ゴジ審」の理事に、大昔の日劇の前に飾ってあったゴジラの人形を盗んだ「みうらじゅん」氏に就任してもらいたいと希望し、また「コジコジ師匠」にもぜひ参加をお願いしたいと願うものである。
昭和の良い子から平成の良い子へ ( もうすぐ平成じゃなくなっちゃうらしいが・・・)正しいゴジラを伝えるために、「ゴジ審」は日夜アンギャ~!! と叫び続けるのである。
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