シャントの役割は手のひらの付け根あたりの皮膚の下で動脈と静脈を直接つないで、動脈の血液が静脈の血管に流れて静脈が太く育って血流が豊富になったところへ、針を刺してダイアライザー(人工腎臓)を回す為に必要な毎分200ml程度の血液を取れるようにすることで、一日置きに4時間程度この処置をすることで体内の老廃物を浄化・除水して内部障害者は通常の生活ができるようになる。
でも人によって育ってほしい血管が細く枝分かれしてしまって、針を刺すのが難しかったり痛かったり、手のひらの方へ行く血流が不足して冷えたりむくんだりつったりしてしまう。
まさにこの状態がしばらく前からオヤジの左手におこっていることで、つりがひどい時には持ってるものを取り落としてしまったり、冷えとむくみがなかなか治らないのだ。
女子医大でつりに効く漢方を処方してもらったが根本的解決ではなく、シャントを作ってもらった三井記念病院で診てもらったところ、シャントを拡張する処置をしたほうがいいと判断された。
11月の移植までだましだましでもいいかとも思ったが、放っておくと痛みが出たり壊死したりシャントを作り直さないといけなくなってしまうこともあるというので、仕方ない、血管拡張術(PTA)の同意書にサインした。
嫌だなぁ、クリニックでもこの血管拡張術のことを聞いていたので、痛いというのを事前に知っていたし、医者からもそう聞いたし同意書でも痛いと書いてある。
この拡張術、腕に局所麻酔をしてカテーテルを血管に入れ、造影剤を注入して狭窄している箇所を撮影して、狭窄部に風船を入れて血管を広げるのだ。
局所麻酔は針を刺す痛みを緩和するだけで、血管にモゾモゾッとカテーテルが入ってきて、風船が膨れる時が痛いんだそうで、痛みには個人差もあるだろうが、聞いた人は皆顔をしかめて痛いというのだから、間違いなく痛いのだろう。
これまで痛い経験は山ほどあるが、また新たな痛みを経験したいなどというマゾっ気は毛頭ないのだが・・・。
同意書には他にもいろいろ注意書きがあって、
1、アレルギー反応(ショック)が稀にあり、
2、発疹や吐き気が約500件に1回、
3、ショックなどの重篤な症状が2万5千件に1回、
4、死亡が10万件に1回程度あるという。
まあどんなことでも病院側の責任を回避するために患者に同意書を書かせるのだが、運が悪けりゃオヤジがこの世からおさらばすることになっちまうのだ。
嫌だなぁ、めんどくせぇなぁ。
この拡張術を7月13日の月曜日の午後イチでやるのだが、血管の状態によっては細い血管を縛って潰してしまうこともあるので、午後いっぱいかかってしまうと承知してほしいとのこと。
当日はお腹が空っぽの状態で、術後何時間安静なのかはやった後じゃなきゃわからないようなので、とても仕事はできない。
というわけで月曜日は臨時休業なのです。
というか、運が悪けりゃ永遠に休業になるかもしれんΣ( ̄。 ̄ノ)ノ
まあここ数年で痛みという痛みを体験したけれど、これまでの生き方の「罰」なのだろうか❓
この痛みを耐え抜いた先に、なにか素敵なことがあるんだろうか❓
やっと痛みのパレードが終わってホッとした先に新型コロナが待っていたりして・・・。
嫌だなぁ、激しく飲みたい気分だが、今夜は酒は控えないとなぁ。
明日は朝イチで走って禊して、新しいパンツを履いて病院に行こうかね。
運が良ければ、またお会いしませう、サヨナラ、サヨナラ、サヨナラ、バイチャ~~~~~~👋
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