早くもおとずれた筋肉痛の脚に、冷水と温泉を交互にかけて揉み、露天風呂にゆっくりと浸れば、腹の虫がクウゥ~と鳴る。
早朝に焼き餅を2つ食べただけだったから当然だが、それよりも20日間の節制がもたらした極度の渇きをなんとかしたい。
今夜は晴れておおっぴらに、リミッターを解除して飲みまくるのだ
事前に予約しておいた居酒屋「ひらはた」に電話し、1時間予定を早めてもらってタクシーで向かう。
タクシーの運転手さんによれば、天草マラソンの経済効果はかなりあったようで、小さな町が賑わい潤うのはいいことだ。
「ひらはた」は、ここ数年天草へ行った時には通っている居酒屋で、魚は新鮮だし、馬刺や天草大王も旨いし、焼酎もいろいろ取り揃っているお気に入りの店だ。
風呂上がりの水も我慢した師匠「auちゃんパパ」と、まずは乾杯、生ビール
かけつけ3杯、ビールをノドの奥に注ぎ込み生き返ると、天草大王のたたき、串焼き、唐揚げ、鯨の立田揚げ、がらかぶの唐揚げ、太刀魚の塩焼き、などなどに舌鼓を打って、続いて焼酎になだれ込んだ。
しかしこのあとのことは、もう「・・・らしい」としか書けない。
なぜなら、急速に天使になっていたマチューテは、記憶を一切なくしてしまったからだ
まず、馬刺を旨いと言って食べた・・・らしい。
お客さんのボトル棚になぞの焼酎を見つけ、これはなんだと店員さんに聞き、今度ぜったい飲んでやると宣言した・・・らしい。
タクシーに乗って、上機嫌でかあちゃんの実家に帰った・・・らしい。
帰ってからもまた焼酎を飲んだ・・・らしい。
85歳のばあちゃんが嫌がるのに、膝枕させろと言い張り、実際にした・・・らしい。
炬燵で爆睡はせず、しっかり歯磨きをして着替えて寝た・・・らしい。
これらの天使らしい行動は、翌日、師匠とかあちゃんから苦笑まじりに聞かされた事実・・・らしい。
この夜飲みたいと騒いだ焼酎「国宝霧島」を、さっそく注文した。
今週末には味わえるはずだ。
乞うご期待
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