7月30日に3ヶ月ぶりの三井記念病院・循環器科でこの3ヶ月余りの顛末を話し、血圧と体重が下がってクラクラとめまいがすると告げると、ここ3年以上毎朝飲み続けている「カルべジロール」1錠・10mgが半量に減らされた。
「カルベジロール」は血圧を下げ、心臓の働きを助け脈の乱れを整え、狭心症の発作を予防する薬なのだが、その副作用にめまい、失神、体がだるい、息切れなどがある。
退院後ほぼ毎日のように続いていた血圧が100以下になり、めまい・立ちくらみに薬が影響しているとしたら、量を半分にしたことで少しは改善するかもしれないと期待していたら、翌日から、なんと快調😉
血圧は朝・昼・晩、体重は朝・晩と計っているのだが、8月１日の日曜日からは血圧が100以下になることはなく、体重もかろうじて50㎏を切ることはなくなった。
7月末にムスメを相手に飲んだほんの少しのウォッカトニックが一役買っているとも思えないが、あれからはまた飲んでいない。
ずっとモヤモヤし続けていためまいや血圧低下、体重減少がなくなったからといって、またぞろ動き出し汗をかき、一杯やるなんてことは今回はしない。
それにこの暑さとコロナ禍のさ中に用もないのに出かけることは憚られ、今週はほとんど出かけずに家に引きこもっていた。
コロナのワクチンはどこに問い合わせても相変わらず9月までものがないと言われ、かあちゃんも小僧も一度も接種できず、このポンコツに限っては打って良いのかどうかも目下のところ保留中だ。
それにしても、基礎疾患のある人の優先接種ってのはどうなっちまったんだろう?
免疫抑制剤がかかせない弱っちいポンコツはデルタ株なんぞに遭遇したらひとたまりもなく、あっちゅう間に重症化してしまうかもしれないというのに。
手帳取りたての新米の身体障害者は後回しってことなんだろうか?
麻疹にもインンフルエンザにもかかったことがなく、風邪をひいてもめったに熱がでないからといって、コロナに感染しないなんてことはありえないだろうから、ま、外へ出ないに越したことはない。
なのでず〜と家に積極的に引きこもって、誰にも会わず、家族以外の誰とも話すこともなく、日がな一日椅子に座って書類の整理をアキもせず。
大昔に書いたシナリオの欠片、お勤め人時代の企画書、店を作った時の図面の下書き、業者とのやりとり、ボツデザイン、もはや居所も定かでなくなった手紙、年賀状、誰とも知れない写真、チラシ、パンフレットの類い、まあ何十年も見なかったものがたくさん、ご丁寧に仕舞ってあった。
この長い期間見もしなかったのだし、あの世に持っていけるものでもなし、この際片っ端から捨て、だ。
捨てまくり、棚を空け、机の中身を減らし、そうして早寝早起き一週間、さすがに少し飽きた。
そして本日、一週間ぶりに電車に乗ってクリニックへ。
採血・採尿して、移植コーディネーターとの面談、そしてコロナのワクチンの有効性・安全性と効果的適用に関する疫学研究に参加することに同意した。
最近ではワクチン注射を2回済ませても感染するという状況だが、そもそも移植者はワクチン接種しても抗体ができないという話しもあるそうで、免疫抑制剤を飲んでいるからなのかどうか詳しくはわからないが、医者だってこんな有様は初めての経験だからわからないことも多く、だから今後のために疫学調査をするということなのだ。
ワクチンはファイザー、モデルナのどちらでも支障はないそうで(アストラゼネカは諸事情でNG)、出来るだけ早く受けた方がいいとのこと。
まあこんなポンコツでも人のお役に立てるのなら協力するのはやぶさかでない。
疫学研究には「検体」を採取して提供し「検査」を受けるとあり、血液採取の際に5ml余分に採血するのだそうな。
血液採取時期は1回目のワクチン接種前、2回目の接種前、2回目接種の1ヶ月後、3ヶ月後、半年、1年、2年後の計7回診察時に行うという。
接種後の状態、副反応などを細かく記録する用紙ももらい、接種が決まったら直ちに連絡をすることになった。
とはいえ、ワクチンがいつになったら確保できるのか、役所にこまめに確認するより手はない。
テレビなどでは潤沢に順調にワクチン接種できているかのような印象を与えようとしているみたいだが、現実はダメダメだ。
とりあえず、抗体ができないかもしれないこのポンコツの接種は後回しでも、かあちゃんと小僧のワクチン接種は早くしてもらいたい。
こんなこっちゃ9月になったって危なっかしくて仕事もできやしない・・・。
仕方がないから、またしばらく積極的に引きこもるか😑
