まあ病院食などというものはそういうもんだと割り切っていたが、アキバの病院の時のタンパク質制限食はさすがに辟易した。
味もそっけもなく、その量たるや悲しくなってしまうくらい。
こういうものをず~と食べなきゃいけないのなら死んだほうがマシ😓 と思ってしまうほどで、朝はほぼ食べずに昼夜も残すことが多かった。
毎朝出されるボソボソの低タンパクパンは、この不味さを共有してクロサイとかあちゃんや面会に来てくれた「投げちゃん」にあげたりした。
だから今回の入院でもまったく期待などしていなかったのだが、今のところそんなに悪くない。
麻婆豆腐、カレー、つけ蕎麦、鶏肉のトマト煮等々、薄味で量も少ないがそんなに不満はない。
透析食と書かれてあるが、ご飯もまあ食べられる。
手術の前後3日は嫌でも食べられなくなるので、今回は朝昼晩残さず食べることに決めた。
それでも体重は減るわけで、病院食は究極のダイエット食なのだ😑
手術まであと4日と迫った本日、精神科からアンケートの記入と面談を受けた。
アンケートは3つ、
1、移植医療に関する質問票 全60項目
(ほとんどが家族と家庭生活に関する質問)
2、お酒と健康に関する質問票
(お馴染みの飲酒量、ビール大瓶何本とかお酒お銚子何本などど、いまだに昭和な聞き方で、もう令和の時代は缶チューハイ何本じゃないとダメでしょと思いながら記入した)
そして本題の精神科のアンケート全21項目。
◎悲観、罪責感、被罰感、自己嫌悪、自殺念慮、興味喪失、活力喪失、疲労感、睡眠習慣の変化、食欲の変化、等々とあって最後に性欲減退の項目。
0 性欲は以前と変わらない
1 以前ほど性欲がない
2 最近めっきり性欲が減退した
3 まったく性欲がなくなった
以上の4項目のどれかに⚪をつけよというのだ。
腎臓移植と性欲がどう関係するのか?
移植者のパンフレットには移植後体が変化することとしていろんな項目が書かれているが、性欲に関しては記述がない。
しかし外来の担当医からは、移植するとオボッチャマが引力に逆らうようになるということを聞いた。
パー✋にした手のひらの人差し指くらいにはなるのだろうと勝手に想像するのだが、人間の三大欲1、物欲 2、食欲 3、性欲 のうち、1はそんなに無くても生きていけるが、2が無くなると生きてはいけないし、3が無けりゃボケちまうと思うのだ。
「人生の3分の2はいやらしいことを考えてきた」と宣う「みうらじゅん」には及ばないが、半分くらいはいやらしいことを妄想してきたと思うわけで、最後の項目は0に⚪をつけた。
だからもしかしていい歳をして、手術してパー✋にした手のひらの人差し指以上になっちまってケモノが戻ってきたらどうしよう🤣
そうか💡 だから事前にアンケートを取ったり面談したりして、コイツはケモノを解き放ってしまうかどうかの判定をするのか??
午後に受けた精神科の面談では、スタンフォード大学の教授が作ったドナーの心理的、社会的な課題を明らかにする面談法による国際的な評価尺度「SIPAT」の協力をしてくれますか?という依頼と、謎トレみたいな質問に答えた。
そこでは一切性欲に関する質問はなかったし、「SIPAT」の説明用紙の誤字脱字を指摘してやった。
すると若い研究者の二人は全然気が付かなかったと恐れ入ったのだ🧐
というわけで、本日はヒマがつぶれたし、本も一冊読めた。
明日・明後日とは楽しみなことに、若い見習いナースが付きっきりでオヤジの様子を見てくれるのだそうな🤩
さっき婦長からお願いされちゃったのだ\( ˆoˆ )/
いや~、いずれパー✋にした手のひらの人差し指以上になっちまうかもしれない患者はいいねっ👍
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