信号が変わって通りを渡りあらためて見れば、行列は有楽町の駅の方へ向かってマリオンをぐるりと取り巻いており、要所要所に警備員までいる。
なんじゃこれ⁉
数寄屋橋の交差点方面へ歩いてゆくと、その行列の原因がわかった。
大安吉日・最終日・買わないという選択肢はないやろな年末ジャンボの行列だった。
交差点を左折したらその様はさらにすごく、寒空の下暴動も起きずに静かにに並んだ人々がチャンスセンターを十重二十重に取り巻いている。
メガホンの警備員が最後尾の指示をし、一番窓口は4時間待ちと叫んでいる。
こりゃとんでもねぇ🙄 ヒョロっと買っとくかぐらいに思っていたら、とてもじゃないが並んでられないや。
7番、8番窓口でも2時間待ちだというし、いやはや、一攫千金も忍耐が必要だわな。
濡れ手で粟にまったく縁のないオヤジと小僧はすごすごと銀座をあとにし、徒歩で東京方面へ。
高知県や茨城県のアンテナショップを冷やかしながら東京駅まで歩き、ふと思い出した。
背負っているバッグのポケットに、以前買った宝くじが入っていたことに気がついたのだ。
このひと夏入院してようやく退院したその足で、宝くじ売り場の前を通りかかり衝動的に買った宝くじだった。
そうだ、このさいこれが当たってるか見てもらおう😏
と、八重洲地下街の宝くじ売り場に行けば、なんとそこも大行列😳
並ぶのが苦手な我ら親子は別のとこ行こ、とプラプラと移動。
偶然にも3人しか並んでいないサチ薄そうな売り場を発見、そこで買わないという選択肢はないやろとジャンボとミニをお買い上げ、以前のくじが当たっているかどうか見てもらったら、な、な、な、んと、
当たった
3400円🤪
とりあえず元は取ったからすっかり気をよくして、小僧と豪華にドトールでハニーカフェオレなんぞ飲んで、約2年ぐらいぶりにお正月用の「菊姫」の純米酒を買ってしまった。
さあて、この体がどん底な状態でお買い上げしたジャンボが当たるでしょうか😏
もし大当たりしてもここじゃ言わない、当たり前だが。
来年は体も懐も良くなっていることを願い、宝くじは自宅のR2-D2のフィギュアの前に安置した。
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