「スパゲッティーのパンチョ」という店名ながら、メニューはナポリタンとミートソースのみという潔さ。
「改めてナポリタンはうまいと言わせたい」「懐かし味」のキャッチコピーに、イタリアの種馬の血が騒ぐ
えっ、ナポリタンは純国産だって
ふん、そないなことわかってまんがな。
ニッポンのマンマミーアと給食の味でっせ、とにかくナポリタン好きならチェックせずにはおられまいて。
地下へちょろっと下りると正面に券売機がある。
「初めての方へ 当店のスパゲティーは 並盛りでも量が多いので 大盛はお控え下さい」
と、ことわり書きがあるが、フムフム、大盛りで600gもあるのにお値段は普通盛りと変わらずか・・・
恐れを知らない小僧とオヤジは、そろって大盛りに決定。
小僧は無謀にも、ハンバーグと厚切りベーコンと目玉焼きととろけるチーズの全部のせナポリタン。
オヤジは目玉焼きのせナポリタン。
いざ店内へ。
懐かしの映画のポスターが壁一面に張ってあり、80年代歌謡曲が流れる店内は、いびつな馬蹄形のカウンターのみ。
エアコンはあるがほとんど効いていず、扇風機がガンガン回っていて暑い。
ほぽ満席のお客さんは、ステンレスの皿に盛られた大盛り600gの太麺ナポリタンが運ばれてくると、目線がそれを追い、いささか絶句している模様。
まさに皿からはみ出さんばかりのスパゲッティーの山を目の前にすると、思わず“う~ん”と唸ってしまう。
まして小僧の全部のせなんて、どうやって食べりゃいいんじゃぁ~~~というぐらいの、名古屋人がミャーミャー言っちゃうくらいのお下品さ。
その圧倒的な量のナポリタンに立ち向かうことで精一杯で、写メを撮る余裕もなかった。
まあしかし正直なところ、パスタ大魔王を自称するオヤジは、この程度でギブアップするほど柔じゃない。
タバスコと粉チーズをたっぷし振りかけ、太い麺の山を崩しながら黙々と食べる。
斜め切りのウインナーと玉ねぎとピーマン、余計な小細工をしない正統派のナポリタンであるが、うどんのように太い麺は好みが別れるところか。
それと、もう少し優しく玉ねぎを切って、もう少々炒めてもらえるともっとおいしいのにと思ったのだ。
小僧必死で、汗みどろ、でも完食。
隣のお父さんも汗みどろ、そのまた隣のお兄さんは食べきれず残して席を立った。
このような専門店ができていたなんて、知らなかった。
しかも、大盛りのさらに上の
兄貴 900g 1050円
番長 1200g 1350円
星人 1500g 1650円
なんてびっくりメニューもあるので、ここはひとつ0105「ホリちゃん」に、先日の一升炒飯の雪辱を晴らしてもらうべく、星人に挑戦して頂きたい。
そのチャレンジの時には、オヤジも番長になってやることを宣言しませう。
0105「ホリちゃん」、
ナポリタン星人に変身せよ !!
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