ハンドルを握っている「ホリちゃん」が言った。
車は新東名の駿河湾沼津SAを過ぎたところだ。
いやなに、車の走行はとっても楽な高速道路なのだが、これを人の足で走るとなるとわけが違う。
数年前の「新東名マラソン」で、師匠と共に地獄を見たのだから間違いはない。
あの時は、10月だというのに観測史上過去最高という暑さに加え、主催者側の不手際で給水の水が足りず、日陰のない完成前の高速道路の路上にランナーがバタバタ倒れているという有様だった。
後に静岡知事が文章で謝罪する始末の大会で、師匠共々ヘロヘロになってゴールしたあと、もう二度と高速道路は走らないと誓ったのだった。
それいらいの新東名を新富士インターで降り、富士宮へ向かう。
車は我が家の軽だが、運転手はキミだ車掌はボクだ状態でオヤジは助手席で楽チン。
休日に富士宮焼きそばを食べに来たわけじゃない。
「ホリちゃん」やかあちゃんは言うに及ばず、オヤジだって多少は髪の毛がボーボーなので、三人揃って開店間もない「シゲちゃん」の店「cache-cache」でカットしてもらおうとやって来たのだ。
しかし当の「シゲちゃん」には内緒で、新妻の「ミキちゃん」にだけ前もって知らせ、「シゲ面」を持ってサプライズだ。
で、
看板と玄関。
そしてレジ前。
初々しい新妻とニセシゲ。
森三中の大島みたいにはしないでねと、最初の生け贄?はかあちゃん。
仕事の邪魔をしても申し訳ないので、待ってる間にオヤジだけ辺りを走ってくることにした。
富士宮の駅まで2km、富士宮焼きそばの店とか居酒屋がないかとウロウロ迷って走り7km。
汗びっしょりで戻って来たが、富士宮駅前は何にもないにひとしく、富士山の世界遺産登録やらなにやらでもっと賑わってるかと思ったアテがはずれた。
だかかあちゃんは森三中の大島にならずに上手くサッパリして、次はボーボー大魔王の「ホリちゃん」。
イスがひとつのこじんまりしたお店だけれど、とても可愛らしくいいお店だ。
彼が修行したお店のように、街場の床屋さんというより気の利いた美容室のようで、老若男女問わず入りやすい。
ここを出始めに今後発展してほしいと、そう心から願う。
さあそろそろ、オヤジの番かな😄
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