前回、大増水を見に行っただけで、釣り出来てないので、長男がリベンジさせろと。
どうも5月に河口湖で釣った初バスが忘れられないようで、オヤジとしては、自分から行きたいと言い出すのは、いい傾向だ!と思ったりして
数日前に10歳になったばかりなので、少しは成長したのが見れるかなと多少楽しみにしながら、利根川へ。
着いてビックリ!
濃霧はよくあることですが、スロープに数人集まってます・・・
またまた増水のようで、桟橋の渡しが水没・・・サンダル履いたバサーは膝まで浸かってなんとか渡れますが、スニーカーバサーが立ち往生・・・数人は帰っていきましたね。
霧も濃かったのでマッタリしようと思ってたのですが、長男が早く出せと・・・
自分はサンダルだったので、なんとかランチング。
ここでもビックリ!
水温が2日前のTBCより、3度下がってます・・・流れも急で、水中に浮遊物たくさん・・・
上流で結構降ったみたいですね・・・
エレキのスピード80レベルでもステイできない状態だったんで、一人なら流れのヨレを探してみたいところですが、ド素人の子供連れなんで、これは支流に逃げるしかないな・・・と。
霧の中、長門川に向かうと・・・水門が閉ざされてます!
前回に引き続きの閉門なんで、この時点で長男を「水門男」と呼ぶことに・・・
仕方がないので、ギャンブルで根木名川までゆっくり移動。多分、ここも水門閉まってるだろうな・・・そしたらどうしようもないな・・・などと思いながら走ってると、3連水門前あたりには、クリーミー?な泡とゴミの帯が・・・
横切るだけで、一気にボートが汚れそう・・・
幸い根木名水門は開いており、なんとか釣りはさせられると思いきや、予想どうりの増水&濁流。
それでもキャストは子供でもできる穏やかさなんで、徐々に上りながら、キャスチング練習から開始。
長男はこの時点ですでにやる気がなくなったのか、キャストも飛ばしすぎてロストを繰り返し、ライントラブルもしばしば・・・1時間もしないうちにため息をつき出したので、これはまずい!と秘密兵器を投入。
これでなんかしらは釣れるでしょ!と思ったのも甘く、雑魚につつかれるだけで釣れましぇん
結局、2本目の橋まで行き、多少は水が良かったんで、この周辺で粘ることに・・・
でも、長男のやる気なしモードは増大してきているようで、
・ため息回数増
・ここほんとに魚いるの?
・○○くん(長男の友達)、何してるかなぁ・・・
・ずいぶん、遠くまで来ちゃったなぁ・・・
・河口湖以外は釣りしないでおこうかな・・・
などと、遠まわしに帰りたい光線を出し始めたんで、ここはオヤジとしてもなんとかバスを釣って、場を凌がねば・・・と思うのですが釣れないんですよ・・・
結局、橋の下に接岸し、まったり会話でもしながら弁当を食べることに・・・ところが、いつの間にか長男が、自分の分までオニギリ食べてしまってて、小一時間は半分説教混じりの親子の休憩となりました・・・
遂には横になり始めたんで、このエリアは魚はいるんだと言ってしまった手前、執念でキャストしていたら・・・可愛いながらも念願のバスが相手してくれました。これほどホッとしたのもないですよ!
となると、相手は所詮子供!ライブウェルに入れて活かしておくと、この有様!
デザート片手に、完全に観察モードで、ミミズ入れてみたり、内部循環スイッチいじってみたりで、なんとか場が凌げました。
そこにステーサーMさんが来て、談笑後、上流探索に行かれました。多分、水位もあるんでいつもより奥まで行けるんじゃないかな・・・
結局、1時間くらいそのまま橋の下でマッタリ・・・
その間に釣れたのはこれだけ・・・
漫画の世界ですな
長男は、バス観察とGPSをリモコンでいじって楽しんでました。きっとゲームかパソコン感覚だったと思いますが・・・
そこにMさんが戻ってきて、短時間で4バイト2フィッシュだったようで、850gのナイスバスをサウザーのライブウェルに入れてもらいます。
これで長男にも、魚はいるし、いいバスはこんなんだ!と判らせられたかな・・・Mさん、どうもです!
しかし根木名のバスは大小問わずコンディションいいですなぁ!
本流に戻るMさんの後姿を見て、ポツリ・・・
「今度はあんなボート買ってね!」と
何で?と聞くと、ステアリング仕様がカッコイイと・・・子供の視点はやっぱそこなんですね!
結局、そのままストップフィッシングで、根木名を出ることに。
少しテンションが戻ったようで、エレキ踏ませろ!と・・・
ヨロヨロとこっちが酔いそうなぎこちない操船でしたが、本流に出たら一気にスロープに戻りました。
先ほどのクリーミーな帯は下がったようですね。
結局、14時まで釣りしたというより、利根川にいたと言ったほうがあってる気がしますが、まぁボウズじゃなくて良かった良かった・・・
ランチング中に、嫁から電話があり、かなり興奮した声なんで、身内に不幸でもあったかな・・・なんて思ったら、次男が幼稚園の面接に合格したとの朗報!
面接ではボロボロだったみたいで諦めてたようですが、キャラ採用でもされたかな
まぁ、めでたい話で良かったんですが・・・最後の片付け、結局長男は何も手伝わず、早々に車に乗り込み、お菓子をポリポリ・・・
しきりに帰宅時間を気にしてます。多分、夕方、友達と遊ぶことを考えてるんでしょうね・・・
まったく我が子ながら、たいした度胸と言いますか、単なるKYなダメ男くんと言いますか・・・期待した10歳には程遠く、呆れてしまいましたね
駐艇場を出た頃には、しっかり爆酔モードでしたし・・・
多分、しばらくは釣りに行きたいと言い出さないだろうと確信した秋分の日でした・・・
こうなりゃ、次男に期待だ!