悠と望の食う寝る遊ぶ

2005年5月生まれの息子、悠ユウと、
2007年4月生まれの娘、望ノゾミの
育児日記です。前ブログからの続きです。

型に

2009-10-10 | Weblog
ここのところ、色々、悩むこと、これでいいんかなーと思うことが多い。
というより、言いか悪いかではなくて、
どうしたらいいんだろうか。。。という感じ。

頭でばかり考えている気もする。
今まで、特に悠には、
彼の気持ちをなるべくうけとめて、”でも、○○だからこうしようね”
と言う風に話すようにしてきた。
癇癪を起こしたら、沈むまで待って、
この、待つだけの時間が最高に苦しいのだけれども、
彼が機嫌を直したら、”自分で治せてえらいね、うれしいな”
と言う風に話すようにしてきた。
他の子よりゆっくりなところは多いだろうけれど、
彼のペースで、何より、
彼が大切な存在なんだよってことを、拠り所である家庭で伝えたいと思ってきた。

その思いは、今も、変わらない。

でも、昨日、保育園にお迎えに行ったら、
園庭で運動会のお遊戯らしい練習、やはり。。。いない。
よく見ると、クラスのお友達数人で隅っこで遊んでおり、
そのうち、朝礼台の上に乗って、
みんなを見下ろすようにして楽しそうに踊り出した。
即行、M先生に降りるように注意され、
降りたところでママに気がつき、走ってくる。

頭では分かっていた。
きっと、集団での体操やダンスなど、
なかなか一緒に出来てないんではないかなー。
それでも、その場にいることが大事だと思うし、
家に帰ってきてからその踊りを楽しそうに踊っているのを見れば、
彼が彼のやり方で体操やダンスを楽しんでいることは、分かる。

でもね、つい、求めちゃうんだよねー。
みんなと一緒に体操できたら、もっといいのいなーって。

担任のN先生から見れば、毎年数人はクラスにいるわよってなもので、
”本番に上手く出来なくたって、過程を楽しめればいいんですよ~”
”ゆっくり見守ってあげてくださいね~悠君なりにすごく成長してますよ”
って言われる。
そうなんだろうなぁ。
保育園の先生歴、多分、40年くらいの先生。
沢山の経験から見たら、そうなんだろう。

自分は何を子供に求めているのか、分からなくなる。

昨夜、というか、明け方帰宅したパパとさっき話す。
”ついさー、こうであって欲しいって型にはめちゃうんだよね。
元気で生きてくれていれさえいればいいって、思ってるつもりなのに、
すぐ欲張りして求めちゃう。で、悠についきつく当たって叱っちゃうよ、
あかんねー”
パパ曰く、
”悠が楽しそうに踊っていたんだないいじゃない、
自分の気持ちや思いを表現できていればいいんだと思うよ、
それが出来なくなる時がきたら、こわいよね”

そうだよねー。
分かっちゃいるが。
その先がね。

悠が1歳半くらいまでは、こんな風に悩むことってなかった。
当時、丸々1歳上の子供を持つ大学の友達に、育児ってさーって話してたら、
こう言われたっけ。
”子供が赤ちゃんの時は、体力的に自分が頑張ればそれでよかったって、
今になって気がつく。
子供が大きくなってくると、自分が頑張るだけじゃダメな時が沢山出てくるよ”

本当だと思う。

色々、悩みながら、でも、やってくのねー。


昨夜、また悠を叱ってしまった。
でも、布団に入ると、ピッタリママにくっついてきて、
”ゆーは かーちゃんがいー”
嬉しいことを言って寝入ってしまった。
なんで、こんなにまで、信頼してくれてるんだろう????