ウェネトさまの館

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「こまつたかし、永見由子、日野まき3人展」&「島村光展」&「KUMA LAB: Weaving」

2018年07月16日 05時52分34秒 | 展覧会・美術関連

この3連休、お供のEが午前中から仕事で展覧会には行かれぬゆえ、先週観た展覧会の話でございます。

まずは、ギャラリー オル・テール「nocturne こまつたかし、永見由子、日野まき3人展」
https://or-terre.jimdo.com/ニュース/
(写真撮影は許可を得ておりまする。会場全景のみOK)


 

ノクターンをテーマにした、こまつたかし、永見由子、日野まきの3人展なのじゃ。


 

こまつたかし
繊細な鉛筆画。特に《nocturne》お気に入り。
奥の小部屋には、ちっちゃな瓶入りの極小鉛筆画もございます。

永見由子
日本画と鉛筆画と銅版画(エッチング)
この作家のエッチングを観たのは初めてでございます。
日本画では特に《月星夜》と《月を産む》、鉛筆画では《メメントの森》お気に入り。

日野まき
日野作品の少年少女のちょっと寂しげで綺麗なお顔や、衣装の中に広がる世界など、大好きなのじゃ。
特に《夜間飛行》と《かくれんぼ》お気に入り。
小さな瓶に入ったペーパードールも可愛いのぅ。

それぞれの素敵なノクターンを堪能。
3名の描く動物が可愛いのもツボでございます。
残りの会期は7月20日と21日のみ。

そして、LIXILギャラリーの3つの展覧会。
(いずれも写真撮影可)

GALLERY3「島村光展 十三支・おくれてきたねこⅣ」
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g3-1806/


 

備前焼の作家・島村光の作品を観るのはたぶん初めてじゃが、好きでございます。
十二支+遅れた為か十二支に入りそびれた猫、合わせて十三支。

作品の一部をリスト順に。

《猫》
ジャンパースカート着て、おめかしに時間がかかって遅れてしもうたのかのぅ。


 

《未》
こちらもスーツで決めておるが、急いでやって来たようじゃの。


 

《酉》と《戌》
トリ、かっちょいい。


 

《午》
知恵の輪のような輪っかがいっぱい。


 

《卯》
バイオリン弾くウサギ、十三支の中で一番のお気に入り。


 

島村作品、もっと観てみとうございます。
会期は9月3日まで。

GALLERY2では「クリエイションの未来展 第16回 隈研吾監修 KUMA LAB: Weaving 東京大学建築学専攻隈研吾研究室の活動」
http://www.livingculture.lixil/topics/gallery/g2-1807/

キーワードの「Weaving (編む)」には、「モノを編む」「ヒトを編む」「フィールドを編む」の意味も含まれておるそうな。

今年の秋にオーストラリアのキャンベラに設置予定のパビリオンの実物大モックアップ。


 

アクリル棒を結束バンドで編んで作られておるのじゃ。
これは自由に手に取ってよいのよ。


 

映像も流れてございます。


 

細~い紐状のもので埋め尽くされた床。


 

こちらの会期は9月25日まで。

GALLERY1の「ふるさとの駄菓子 石橋幸作が愛した味とかたち」も観たのじゃが、長くなりますゆえまた後日。