ウェネトさまの館

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ただあやの展 むこうがわ(フリュウ・ギャラリー)

2021年08月31日 07時00分53秒 | 展覧会・美術関連

昨日は、フリュウ・ギャラリー「ただあやの展 むこうがわ」を観たのでございます。
https://www.flewgallery.jp/exhibition/tada_ayano2021/
(写真撮影は許可を得ておりまする)


 

ただあやのは好きな作家なれど、個展を観るのは初めてで、楽しみだったのじゃ。
が、初日も土日も行けず、会期4日目の昨日になってしもうた。

岩絵具を用いた絵画、墨のドローイング、陶作品など約40点。
今回初めて行ったフリュウ・ギャラリーは雰囲気良く、作品たちも居心地良さげ。

会場はこんな感じ。


 

素敵な作品揃いじゃ。10点ほど載せまする。

・岩絵具による絵画
ミニ額から大きな作品まで、静かで独特な世界がツボ。
たいそう緻密に描かれておるのに、わたくしの写真では全く分からないのが残念よのぅ。

《むこうがわ》画用紙・岩絵の具
本展のメインビジュアル。


 

《そこにはいない》画用紙・岩絵の具


 

《end of the night》画用紙・岩絵の具


 

《arrow》画用紙・岩絵の具


 

《AMABIEⅡ》画用紙・岩絵の具


 

左から《HOPEⅢ》《HOPEⅡ》《HOPEⅠ》画用紙・岩絵の具


 

・墨のドローイング
お伺いした制作方法が、とても興味深うござりました。
うんと近づいて観ると、ただ墨で描いておるだけではないのがよく分かりまする。

《Bird》画用紙・墨
鳥好きなわたくし、墨の作品の中で特にお気に入り。連れ帰りたかった・・・


 

《clouds in the night》画用紙・墨


 

・陶の作品
可愛い作品色々ございました。

《Little altar-Messenger》陶土・石粉粘土・岩絵の具


 

《When the wind was blowing》陶土


 

こちらはお礼状。色が数種類あり、選ばせてくださりました。


 

わたくしはこちらの色を頂いたぞよ。裏に直筆でお礼のお言葉が。うるうる


 

お気に入り作品は全て赤シールでお迎えはできんかったが、在廊なさっていた作家ご本人に作品についてお伺いでき、嬉しゅうござりました。
会期は明日、9月1日まで。

★おまけ話
ミスタードーナツで、密いもドの“蜜いも”と“蜜いもバター風味”食べ比べ。
どちらも美味しいが、“蜜いもバター風味”のほうがより好みじゃ。
あと10個持ってまいれ~!


 

★本の話:其の壱
細川博昭『鳥を識る』と『鳥と人、交わりの文化誌』を読んでみた。
鳥好きのわたくしにはたいそう興味深く、特に『鳥と人、交わりの文化誌』は鳥との関係が多岐にわたって読み応えありありじゃった。
この作家の他の本も読んでみねばの。


 

★本の話:其の弐
昔、単行本で読んだ皆川博子『結ぶ』を文庫本で読み直してみた。
未刊行短篇4篇が追加された18篇、どの作品も美しくじんわり怖い。
伊豫田晃一のカバーイラストも美しい~♪