ウェネトさまの館

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「土屋 仁応展」(日本橋高島屋)&「(((((あにまる まぁるい)))))」(不忍画廊)など

2017年07月28日 05時56分21秒 | 展覧会・美術関連

一昨日は、日本橋のギャラリーを回ったのでございます。

まずは、日本橋高島屋 6階美術画廊「土屋 仁応展『水晶と鹿』」
https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/index.html#os9881

土屋仁応の作品大好きゆえ、初日に参りましたのじゃ。

新作の動物や神獣たち18点のうち、ガラスの中に展示の1点以外は、ガラスなしでぐるっと360度観られるのが嬉しいですのぅ。

仏像の玉眼の技法で嵌め込まれた目は、水晶の他に、ボロシリケイトガラス(オーダーメイドの玉眼)、グラスアイ、ラブラドライトもございます。
ラブラドライトは好きな鉱物で、モルフォ蝶の如き独特の輝きが魅力的なのじゃ。

どの作品も素晴らしゅうござりますが、特に気になった作品は、

《鹿(C)》
なめらかな肌の、気品ある見返り美鹿。
水晶の目の輝きも吸い込まれそうでございます。

《狐(b)》
神のお使いのように神々しい狐。
尻尾と首の部分は毛並みが彫られており、目はグラスアイ。

《豹》
ガラスの中に展示の作品。
しなやかな姿、木目が透ける肌には金色の水玉模様。グラスアイ。

わたくしのお仲間、《兎》も1匹おりました。
うるっとした目の、つるっと小さな白兎。

会期は8月1日まで。

同フロアの美術工芸サロンでは「室 伸一展」開催中。
童話チックで涼やかなガラス作品の数々、楽しゅうござりました。

そして高島屋のすぐお向かい、不忍画廊「(((((あにまる まぁるい))))) 5つのショート・ストーリー」
http://shinobazu.com/tag/ex170722
(写真撮影は許可を得ておりまする)


“動物はまぁるい”をテーマに、釣谷幸輝、鈴木敦子、呉亜沙、伊藤亜矢美、見崎彰広の5名による、新作+ショートストーリーという楽しい展示でございます。
作品の一部をば。

★釣谷幸輝
木口木版画。


★鈴木敦子
ボールペンの作品と、アクリル・水彩・混合技法の作品。


ボールペン画《猫の家》


★呉亜沙
“デカミミくん”シリーズ、楽しいのう。


このアクリルと油彩とマニキュアで描かれた小さな作品、好きじゃ。


★伊藤亜矢美
絵画作品と木彫作品。


★見崎彰広
鉛筆画と、


リトグラフも数点ございました。

奥の小さい展示室は、同時開催の「ねこアニマル」
先ほどの5名とは別の方々の、猫がテーマの新作・未発表作品でございます。


展示の一部をば。

大好きな浅野勝美のドローイングが1点あったのが嬉しい。
ガラスが光ってこの写真ではよう分かりませぬが、《捧げもの》


井桁裕子の焼き物。


集治千晶のモノタイプ。


橋場信夫のドローイング。金彩部分は指紋。


安元亮祐の、針金と紙類とアクリルと墨のオブジェ。


会期は8月13日まで。

★頂き物画像

友人から頂いた、たいやきならぬ電車焼き、お皿から飛び出す勢い。
よく見ると、表と裏でデザインが異なっておりますぞ。


他にも、ちょっと変わったカマンベールチーズクリームのたいやきなども頂きましたが、写真撮る前にお腹の中に入ってしもうた。アハハ