一昨日は、日本橋のギャラリーを回ったのでございます。
まずは、日本橋高島屋 6階美術画廊「土屋 仁応展『水晶と鹿』」
https://www.takashimaya.co.jp/tokyo/event3/index.html#os9881
土屋仁応の作品大好きゆえ、初日に参りましたのじゃ。
新作の動物や神獣たち18点のうち、ガラスの中に展示の1点以外は、ガラスなしでぐるっと360度観られるのが嬉しいですのぅ。
仏像の玉眼の技法で嵌め込まれた目は、水晶の他に、ボロシリケイトガラス(オーダーメイドの玉眼)、グラスアイ、ラブラドライトもございます。
ラブラドライトは好きな鉱物で、モルフォ蝶の如き独特の輝きが魅力的なのじゃ。
どの作品も素晴らしゅうござりますが、特に気になった作品は、
《鹿(C)》
なめらかな肌の、気品ある見返り美鹿。
水晶の目の輝きも吸い込まれそうでございます。
《狐(b)》
神のお使いのように神々しい狐。
尻尾と首の部分は毛並みが彫られており、目はグラスアイ。
《豹》
ガラスの中に展示の作品。
しなやかな姿、木目が透ける肌には金色の水玉模様。グラスアイ。
わたくしのお仲間、《兎》も1匹おりました。
うるっとした目の、つるっと小さな白兎。
会期は8月1日まで。
同フロアの美術工芸サロンでは「室 伸一展」開催中。
童話チックで涼やかなガラス作品の数々、楽しゅうござりました。
そして高島屋のすぐお向かい、不忍画廊「(((((あにまる まぁるい))))) 5つのショート・ストーリー」
http://shinobazu.com/tag/ex170722
(写真撮影は許可を得ておりまする)
“動物はまぁるい”をテーマに、釣谷幸輝、鈴木敦子、呉亜沙、伊藤亜矢美、見崎彰広の5名による、新作+ショートストーリーという楽しい展示でございます。
作品の一部をば。
★釣谷幸輝
木口木版画。
★鈴木敦子
ボールペンの作品と、アクリル・水彩・混合技法の作品。
ボールペン画《猫の家》
★呉亜沙
“デカミミくん”シリーズ、楽しいのう。
このアクリルと油彩とマニキュアで描かれた小さな作品、好きじゃ。
★伊藤亜矢美
絵画作品と木彫作品。
★見崎彰広
鉛筆画と、
リトグラフも数点ございました。
奥の小さい展示室は、同時開催の「ねこアニマル」
先ほどの5名とは別の方々の、猫がテーマの新作・未発表作品でございます。
展示の一部をば。
大好きな浅野勝美のドローイングが1点あったのが嬉しい。
ガラスが光ってこの写真ではよう分かりませぬが、《捧げもの》
井桁裕子の焼き物。
集治千晶のモノタイプ。
橋場信夫のドローイング。金彩部分は指紋。
安元亮祐の、針金と紙類とアクリルと墨のオブジェ。
会期は8月13日まで。
★頂き物画像
友人から頂いた、たいやきならぬ電車焼き、お皿から飛び出す勢い。
よく見ると、表と裏でデザインが異なっておりますぞ。
他にも、ちょっと変わったカマンベールチーズクリームのたいやきなども頂きましたが、写真撮る前にお腹の中に入ってしもうた。アハハ