この映画で今もなお記憶に残っているのはラストでのソン・ガンホの表情です. 限りなくクロに近いシロがいながら、犯人を追い詰めることができなかった事件の真相を知った時のあの表情だけで、この映画の全てを言い表しているようでしたから. 個人的にこんな凄い俳優はアジアでは彼だけだと思います. この映画同様に見終わった後の衝撃は本当に凄かったの一言でしたよ. これまでの猟奇殺人の映画といえば、主人公たちが現場にある遺留品や被害者の人物関係から犯人を探し当てるもの. でもこの映画が描いているのは犯人を探し当てるまでの工程なんですよね. 結局は確たる犯人が見つからないというオチでありながら、限りなくクロに近いシロをあと一歩のところまで追い詰めてるも、その最後の一歩が届かないというもどかしさがこの映画の面白いところだと思います. さらにこの連続猟奇殺人事件の捜査に乗り出す、勘だけで時には暴力的なことも辞さない地元刑事と科学捜査を信条とする都会から来た刑事の2人が最後まで対照的なのもこの映画の面白いところ. 通常なら勘と暴力の地元刑事が徐々に科学捜査の重要性に気付いていくはずなのに、この映画は当初科学捜査を信条としていた都会刑事が徐々に勘と暴力に走っていくようになるんですよね. しかもこれが事件解決の糸口をなかなか見つけられない焦りから、これまでの自分の捜査方法が間違っているのではという疑念を両者が抱いてしまうというベースがあるので、観客としては事件も解決しない、2人の刑事も足並みが揃わないというもどかしさだけを大いに感じさせてくれるんですよ. そしてこの映画で注目されたパク・ヘイル演じる限りなくクロに近いシロと雨の中で対峙するシーンは本当に緊迫感があり、ここで事件は解決できるのか? もしここで解決できなければ捜査も終わりか? など、まるで決闘シーンのようドキドキ感があるんですよね. 仮にこのシーンが雨でなければ多分ここまでの緊迫感はなかったと思います. というのも雨は視覚的にも聴覚的にも周りから遮断されたような当事者だけの世界を構築してくれます. その世界の中で当事者たちの雨に濡れて重たくなった体と、もどかしさで重くなった心とを巧くリンクされているので、観客としてはここが正念場! と思わざるを得なくなるんですもん. 本当に韓国映画は雨の起用法が巧いと思ってしまうシーンでした. そしてあのラスト. 晴れた日に地元の子供からの話を聞いて、事件解決の糸口を発見して真犯人がソン・ガンホの中だけで分かるあのシーン. 犯人を追い詰めるあと一歩がここにあったとはと思うと同時に、あいつが犯人だったのかと振り返るあの表情はある意味強烈でした. 数ある韓国映画の中でこの映画に関しては未だリメイクの話を聞いていないのも、昨今のアジア映画リメイクブームを考えれば、ちょっと不思議なもの. まぁ実際にあった事件を映画化しているとはいえ、やはりこの映画の雰囲気はハリウッドでは出せないから誰も手を出さないのかと思ってしまいますよ. 深夜らじお@の映画館 はアジア男性俳優の中ではソン・ガンホが一番好きです.
アメリカ軍によるパキスタンでのアルカイダ首謀者ウサマ・ビン・ラディン容疑者殺害のニュース. 今年9月でアメリカ同時多発テロ発生から丸10年を迎える前に、これで全てが好転するのでしょうか. 一つの区切りにはなるでしょうが、報復テロも含めて今後がさらに心配です. ただ個人的に気になるのはこのウサマ・ビン・ラディン容疑者の死が今後世界にどのような影響を及ぼすかということ. 特に映画ファンとしては彼の死が映画製作にどう影響するかが気になるところ. もちろんビン・ラディン容疑者の死で同時多発テロ事件に一つの区切りがついた訳ですから、これから改めて作られる9.11関連映画はこれまでのものと違ってくると思います. そしてこれからはウサマ・ビン・ラディンという人物に焦点を当てた映画も作られるのではないかと思うのです. 過去にもドイツがアドルフ・ヒトラーの人物像に焦点を当てた 『ヒトラー~最期の12日間~』 という映画もありましたし、アメリカ映画界がウサマ・ビン・ラディンという人物に注目しないということは絶対にないと思います. 確かに興行的な不安、遺族など反対派からの猛抗議などはあると思います. でもウサマ・ビン・ラディン容疑者が死んでしまった以上、実質アメリカ同時多発テロを起こした真の動機は不明のまま. ならば、彼の人物像を探る以外、方法はないと思うのです. 演出方法としては 『ヒトラー~最期の12日間~』 や 『ラストキング・オブ・スコットランド』 のように身近にいた人の証言という形で描かれるでしょうが、果たしてその時アメリカは公正なモノの見方で描けるのか. そこが凄く気になります. テロを繰り返さないためも、是非ウサマ・ビン・ラディンという人物を公正な目で掘り下げてほしいものです. 深夜らじお@の映画館 はこのニュースをカーラジオで知りました. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう. 本物のイキモノを使ったアクセサリ、というジャンル(? )があります. 伝統的には、虫入り琥珀のリングなど これなどは希少価値という点でも「宝石」にふさわしいかと思います. もう少しレベル下げて、量産品で「 昆虫入りキーホルダー 」みたいなものも売ってますよね. 観光地とか高速のサービスエリアとかで、オツムの未発達なお子様が買ってもらって喜ぶたぐいの・・・ま、 いやげもの の一種でしょうか. リンク先には阿鼻叫喚の「24種セット」が そんな「本物使ったグッズ」の新作がこちら. 本物! 「キモかわいい」なまこストラップ 青森県産のナマコを乾燥させて着色した携帯電話のストラップが「気持ち悪いけど、かわいい」と人気だ. 「なまこストラップ」(1000円)は、2~3センチの乾燥ナマコを黒や金のラメ入り塗料で着色している. 漁業団体などでつくる「あおもりナマコブラン ド化協議会」が商品化. 7月中旬から県観光物産館などで販売した初回生産分500個は約10日間で完売、入荷待ち状態が続いている. 本物を使った珍しさと『キモかわいい』見た目が好評. 同協議会は「うれしい誤算だが、本物なので大量生産できないのが難点」と話す. 食べ物で遊んでるのに、あんまり「もったいない! 」とか思わないのは、 「所詮ナマコ」 という心性のなせる業か. ちなみに食用だからマナマコですな. どうでもいいですか. それにしても「ナマコをストラップにしよう」と思った経緯が知りたい. 是非知りたい. 何を思ってこんなものを. 子孫を残すナマコの図(写真は多分フジナマコです) 何より結構売れてるのがびっくりだ. ------------– ところで「本物使ったグッズ」、PC関連でも USB昆虫マウス ■ちょっと変わったプレゼント等にもオススメです! ■ もう余計な説明は不要かもしれません. . このマウスを使えば、周りの皆の目を引くこと間違いなし! しかも中に入っているのは、 サソリ と タランチュラ 、 スズメバチ 、 クワガタ なんです. ちゃんとジェルで固めてあるため、マウス動作時に動いちゃうってことは一切ナシ! しかも不気味に! ? 赤と青に光ます. 昆虫好きの方のみならず、パソコン使用時にちょっと変わった気分になりたい方など、是非お試しください. ・・・死んでるのは分かってても、サソリは何だかクリックするときに刺されそうでいやだな. (野暮ですが、サソリやクモは昆虫ではないことは付け加えておきますね).
アメリカ軍によるパキスタンでのアルカイダ首謀者ウサマ・ビン・ラディン容疑者殺害のニュース. 今年9月でアメリカ同時多発テロ発生から丸10年を迎える前に、これで全てが好転するのでしょうか. 一つの区切りにはなるでしょうが、報復テロも含めて今後がさらに心配です. ただ個人的に気になるのはこのウサマ・ビン・ラディン容疑者の死が今後世界にどのような影響を及ぼすかということ. 特に映画ファンとしては彼の死が映画製作にどう影響するかが気になるところ. もちろんビン・ラディン容疑者の死で同時多発テロ事件に一つの区切りがついた訳ですから、これから改めて作られる9.11関連映画はこれまでのものと違ってくると思います. そしてこれからはウサマ・ビン・ラディンという人物に焦点を当てた映画も作られるのではないかと思うのです. 過去にもドイツがアドルフ・ヒトラーの人物像に焦点を当てた 『ヒトラー~最期の12日間~』 という映画もありましたし、アメリカ映画界がウサマ・ビン・ラディンという人物に注目しないということは絶対にないと思います. 確かに興行的な不安、遺族など反対派からの猛抗議などはあると思います. でもウサマ・ビン・ラディン容疑者が死んでしまった以上、実質アメリカ同時多発テロを起こした真の動機は不明のまま. ならば、彼の人物像を探る以外、方法はないと思うのです. 演出方法としては 『ヒトラー~最期の12日間~』 や 『ラストキング・オブ・スコットランド』 のように身近にいた人の証言という形で描かれるでしょうが、果たしてその時アメリカは公正なモノの見方で描けるのか. そこが凄く気になります. テロを繰り返さないためも、是非ウサマ・ビン・ラディンという人物を公正な目で掘り下げてほしいものです. 深夜らじお@の映画館 はこのニュースをカーラジオで知りました. ※お知らせとお願い ■ 【元町映画館】 に行こう. 本物のイキモノを使ったアクセサリ、というジャンル(? )があります. 伝統的には、虫入り琥珀のリングなど これなどは希少価値という点でも「宝石」にふさわしいかと思います. もう少しレベル下げて、量産品で「 昆虫入りキーホルダー 」みたいなものも売ってますよね. 観光地とか高速のサービスエリアとかで、オツムの未発達なお子様が買ってもらって喜ぶたぐいの・・・ま、 いやげもの の一種でしょうか. リンク先には阿鼻叫喚の「24種セット」が そんな「本物使ったグッズ」の新作がこちら. 本物! 「キモかわいい」なまこストラップ 青森県産のナマコを乾燥させて着色した携帯電話のストラップが「気持ち悪いけど、かわいい」と人気だ. 「なまこストラップ」(1000円)は、2~3センチの乾燥ナマコを黒や金のラメ入り塗料で着色している. 漁業団体などでつくる「あおもりナマコブラン ド化協議会」が商品化. 7月中旬から県観光物産館などで販売した初回生産分500個は約10日間で完売、入荷待ち状態が続いている. 本物を使った珍しさと『キモかわいい』見た目が好評. 同協議会は「うれしい誤算だが、本物なので大量生産できないのが難点」と話す. 食べ物で遊んでるのに、あんまり「もったいない! 」とか思わないのは、 「所詮ナマコ」 という心性のなせる業か. ちなみに食用だからマナマコですな. どうでもいいですか. それにしても「ナマコをストラップにしよう」と思った経緯が知りたい. 是非知りたい. 何を思ってこんなものを. 子孫を残すナマコの図(写真は多分フジナマコです) 何より結構売れてるのがびっくりだ. ------------– ところで「本物使ったグッズ」、PC関連でも USB昆虫マウス ■ちょっと変わったプレゼント等にもオススメです! ■ もう余計な説明は不要かもしれません. . このマウスを使えば、周りの皆の目を引くこと間違いなし! しかも中に入っているのは、 サソリ と タランチュラ 、 スズメバチ 、 クワガタ なんです. ちゃんとジェルで固めてあるため、マウス動作時に動いちゃうってことは一切ナシ! しかも不気味に! ? 赤と青に光ます. 昆虫好きの方のみならず、パソコン使用時にちょっと変わった気分になりたい方など、是非お試しください. ・・・死んでるのは分かってても、サソリは何だかクリックするときに刺されそうでいやだな. (野暮ですが、サソリやクモは昆虫ではないことは付け加えておきますね).