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髪のダメージ③

2011-09-04 | パーマ

美容師さんなら、、良く知っている「システィン酸」について。

カラーやブリーチ・・パーマの2剤など、、、過剰な酸化がおこなわれることで、システィンがシスティン酸へと変化してしまう反応です。

元のシスチン結合に戻ることはなく髪に残留しますので、、前記したように、、システィン酸に変化してしまうので・・・シスチンの量が
減りますので、、髪の弾力性はなくなってきます。

よ~~く知って欲しいのは、、元のシスティンに戻らないということです。。
これらが増えることでシスティンは、減少しますから毛髪強度が落ちる・パーマがかからなくなる・退色しやすいなどの現象がおきてくるわけです。

これらをまったくゼロで施術が出来れば、、髪の傷みは少なくなるのですが、それはパーマの施術上、、無理な話。
ただ、基本を知っていれば、、これらの生成物を出来るだけ少なく施術することは出来るわけです。

んでは、、システィン酸への変化をなるべく少なくするには?
まず、酸化にかかわるわけですから、、カラーでの施術で防ぐのは至難の業だと思います。。(汗

しかし、パーマであれば、、2剤を不用意に長く放置しないとかって事で少なくできると思います。

んでは、、できてしまったシスティン酸はどうすれば良いんでしょうか?

傷みの原因でもあるシスティン酸が増えると、、感触はゴワつき、濡れていると水分で重く乾くと水分が無くなってパサパサになります。
このシスティン酸の吸収を、、抑えられるトリートメントが、、ユニティで使用している「アミノコンク」です。

なぜ?という確実な理論は無いみたいなのですが、、、
化粧品オタクの変人美容師が、、アミノコンクを使用した場合としなかった場合を比べると、、使用した後には、、システィン酸が増えてない
という結果がでたそうです。

どうしてって?・・聞かれても・・研究の方もデータ上はそうなっているけど、、、なぜかは推測でしかないとおっしゃっていますので、、
正直答えはわからないわけなんですけどね。(大汗

で、この増えてないというのは、髪の内部が見えるわけではないですから、、、無くなっているのか、一時的に内部のシスティン酸が成分と結合したりして無くなっているように数値が出てしまうってだけなのかはわからないのようです。

ただ出してみると、、増えてないといった結果が出るといった感じで、どうにも説明は出来ないとおっしゃっていました。

ただ、、これだけは言えるのが、シリコンが付着して質感があがっているってだけじゃないトリートメントが「アミノコンク」だそうです。

オペやマイクロの変性してゴワついた髪もシスティン酸が多く生成されていることも原因の一つですから、アミノコンクは大事です。

同じパーマ液を使っても、キレイに仕上げる店と傷ませるだけの店には、、こんな差もあるかもしれませんね。

また、、これからは、重い質感のトリートメントからこういったコンクやアミロンエッセンスのような、、ウェーブの邪魔をしない機能性の
トリートメントの時代に変わっていくのかな? なんて思ったりもします。

では、また。

 


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