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髪の原料「アミノ酸」について・・③

2011-09-24 | パーマ

忙しい・・泣  なかなか記事書く暇もなく、、歩数計は1万歩を超える毎日・・・て、、ことで毎度手抜き記事です。。あはは

今回は、、「パーマとアミノ酸について。

またまた、、味の素さんの資料から・・・。


 毛髪は、色々な結合様式により、弾力性に富み、曲げても復元する性質を持っています。
これらの結合の開裂および再結合を行なうのがパーマという操作です。「1剤」としては、一般にチオグリコール酸、システイン、アセチルシステインなど-SH基を有する還元剤のアルカリ性水溶液が用いられます。これらの還元剤により、毛髪のケラチン中のシスチン結合は、システイン残基に変化します。この際、アルカリ性水溶液を用いたことによるアミノ基の電荷の消失に伴い塩結合も消滅し、また、水素結合も水分が加わったことでゆるむものが多くなります。

この時点で、3次元構造を形成するための主要な結合が弱くなり、弾力性の低い状態になります。システイン残基はロッドなどにより曲げられた状態で新たな結合相手との再結合を待ちます。ここに「2剤」が来て、含有されるNaBrO3などの酸化作用により、シスチン結合が形成されます。さらに、水洗いや酸性リンス処理を行ない、その後、乾燥させることで、塩結合および水素結合も復活させ、ケラチンの3次元構造が再形成されます。

「1剤」において、アミノ酸であるシステイン類は、アミノ酸でないチオグリコール酸と比較して、毛髪に与えるダメージが少ないという特長を有しています。「1剤」のアルカリ剤としては、アンモニアが最も広く使用されてきましたが、その刺激臭を避けるために、アルギニンが代替アルカリ剤のひとつとして使用されることもあります。

アルギニンは同じく代替アルカリ剤であるアミノアルコールよりも毛髪へ与えるダメージが少ないと言われています。また、「1剤」にグルタミン酸の脱水物であるピロリドンカルボン酸を加えることで、パーマ液の乾燥を抑制することが確認されています。このことは、パーマ処理する際に毛髪の滑り性を向上させ、ロッドへの巻きやすさを向上させると考えられます。

味の素(株)アミノサイエンス研究所機能製品研究部香粧品研究室資料より


ということです。。。

では・・・(^^;;;;


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