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二つの鉢

2010-04-23 | その他
技術職の世界では、、よく言われる「二つの鉢」という話があります。。。

二つの植木鉢に、それぞれ種を植えて水や肥料を与えて育てていきます。
一つの鉢には、固い土、、もう一つの鉢には、柔らかい土が入っています。
そして、、毎日同じように水をやり肥料を与えていきます。

さてさて、、どうなるのでしょうか?

大概の方は、、見当がつくと思いますが、柔らかい土を入れた鉢の種は、
やがて芽が出て、つぼみができ、大きな花を咲かせるでしょう。。。
一方固い土を入れた鉢の方は、どうでしょうか。。。
水も肥料も吸い込まず、芽が出ることさえ危ぶまれるのではないでしょうか。。。

二つの植木鉢は、、、はなからどちらが育つか決まっています。
花を咲かせる力がある植木鉢と、花を咲かせる力の無い植木鉢。。。
これを人にあてはめると・・・・。

そうです。成長する人は、もともと自分で成長する力を持っているし、
成長しない人は自分で成長する力が弱ということ。。。
なにを言いたいかといいますと、、どんな環境(会社、職場、職種)にいても
育たない人は育ちません。。。

乱暴な言い方かもしれませんが、これは事実なのではないでしょうか。。。

成功している組織ほどこの事実を実践しています。自分で育つことの出来ない
社員にお金も時間もかけませんし無駄なことはしないでしょう。。。
見方を変えると、自由主義・資本主義の競争社会から生まれた悪しき副産物なのでしょうね。

では、花の咲かない植木鉢をどうすればいいのでしょう。
簡単な話です。。。固い土を掘り起こして柔らかくすることです。
水と肥料を吸い込める土壌を作ることです。

成長する人としない人、、、この違いを見極めようと色々な書物を読み、
色々な視点で、、周りの人一人ひとりをつぶさに観察してみると、、、
知識や技術経験が違うのだろうと思っていたことが、、、違うんですね。

成長する人とそうでない人の違いはなんなのか?
それは、何かに取り組む時の「心の姿勢」なのかなと感じてしまいます。。。
固い土と柔らかい土の差は、その心の姿勢にあるのではないかと・・・。

「やり方」ではなく、、「あり方」なのでしょう。。

新しいメニューに取り組む時には、、そんなことを改めて感じることが
ありますね。。

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