UNIT blog

鴨川のほとり、京都二条にあるセレクトショップの思ったこと。

ISMってなんや?それ食いモン?美味いんか?というレベルの話。

2009-04-02 16:00:05 | エトセトラ
えっちらおっちら独り比叡山中、チャリンコ担いでてふと思ったのですが。

山遊びに行く場合、数名・2人・単独という3パターンがあるのですね、そりゃそうだ(笑)。人数が多いと、ワイワイしょーもないことやって楽しいし・2人だと景色眺めながら結構真面目に人生を語ったり・独りだと考えたりボーっとしたり自己対峙の時間を有意義に過ごすことが出来る。
登りの時間も三者三様。キツくても皆いるからお互い引き合ったり、押し担ぎの時間も話しながらだと気が紛れる・サシのアタック勝負してもがいたり、担ぎもコンパクトなチームなので意外と早く済む・独りだと、完全に自分の事は自分で処理。「んああぁっ!」って気張って踏んでも誰もいませんので何か笑えてきたりします。

これって社会生活の縮図だなあと。

時折、「自転車を人生にたとえると、ホニャララ云々ごにゃごにゃ~。」というようなコラムなんかを目にしますが、まじめに読んだことありません。そんなまじめに自転車乗ったことないです(笑)


しかしどうしても人間は自分のやってることに理由を付けないと落ち着かないものみたいで。しかし理由付けて生活してるのなんて人間だけです、理由がないとだめな弱い存在なんですね。



カッコイイから・流行ってるから・楽しいから・健康のため・人の輪が広がる・ライフスタイル



そんなことを目にも耳にもします。

ボクはなんで乗ってるのか未だにわかりません。「好きだから?」まあそうです、でも適当な表現でないような気がします。「好き」と表現するのってとても責任のあることだと思います。ただ、自分の所有している自転車は「好き」といえるかもしれません。
人に勧めよう、そんなことも思いません。ただ、自分が感じてることをわかって貰おうと考えているかもしれません。
ずっと続けよう、それも思いません。ある日リッチになって(笑)自動車好きになるかもしれません。ただ、今のスタンスに不満はありません。


結果論ですが、洋服を扱うプロとしての年月と自転車に乗った年月が両方10年以上になってしまいました。自慢できる度合いではないですが。どちらもなんとなく始めた事ですし。例えば老いた夫婦の関係みたいに、ボクにとってのこの2者が今後なってゆけば、新しいフレームやパーツが出ても気にならなくなるでしょうし、新しいデザイン・素材や流行なんてものは気にならなくなるでしょう。
それがわかった頃には、、、、、要するに何故自転車に乗るのか・何故洋服が好きなのかが分かったら・・・・・



両方飽きてるでしょね(笑)







そしてまた、チャリンコ担いでえっちらおっちらいく訳で・・・・・(笑)