Unicoco Diary 

アーティストゆにここのブログです。アート活動や日々の想いを綴っています。

【旅のおもいで】3

2018-03-27 | 展覧会 Exhibition of Unicoco

真っ暗闇のインスタレーション
ゆにここ展 My journeyを体験くださった皆さまが、
体験【旅】の後にかいてくださった言葉や絵の感想ノート【旅のおもいで】




皆さまとシェアしたくて
すべてのページをご紹介させていただきますね。
お名前のところは伏せています。
文字部分はテキストで書き起こしさせていただきました。


ラスト3冊目のご紹介です  (全部で3冊)




*1冊目はこちらからご覧いただけます。

*2冊目はこちらからご覧いただけます。






「入ってすぐの感覚・・・少しずつ触っていく
手探りの進んで方向や様々なものの感じを楽しんで...

だんだん広さ、触ったものの位置がわかってきて、
もうひと周り。
まん中で寝転んでくつろぐ。
ひと休みしてまたもうひと周り。
触って周るたびに新しい発見もある。

たくさんの触った感じ。
ふだん感じることのない
不思議な世界...

ゆにここさん、ありがとう!!」









「目を開けていても何も見えない
けれど何か見えてる不思議な紫の光?

柔らかなものに包まれていると
不安は1mmもわいてこないですね。

私は初めてお目にかかるので
せっかくなら作品を見てみたいと思います。」









「暗いの大好き!
くらやみたのしい!

そういえば、布団を出して
押し入れで過ごすのが好きでした。

自由になれます。
触感と重力さえあれば
安心、安心。」









「私はひとりなのに
ひとりでは旅に出ませんでした。
私は、暗やみが好きなんだ
舞台裏にいる気持ち。

あっ!というまの15分でした。

旅の友に大好きなフワフワをみつけて
一緒にジャラジャラ、シャラシャラ、プニュプニュの
音を確認しながら旅しました。

ありがとうございました。」











「まっくらってふしぎですね。
はじめはこわいのですが、
慣れてくると、逆にリラックスするのが
ふしぎです。

目がみえると情報が入りすぎるので
こんな一種の感覚だけの世界は
自分と向き合えるのかなとも思いました。」











「普段では感じられないものを
感じることができました。

光をたくさん見ることができました。
たぶんオーラだと思います。
視覚と聴覚を使わないかわりに、
他の嗅覚や触覚がとぎすまされました。

宇宙とつながっている感じがしました。
このふしぎな感じはなんでしょう?

自分を振り返る旅でした。
ありがとうございました。」










「中に入ってみると本当にまっくらで
最初は不安だったけど、
ふわふわしたものをさわったりすると
安心しました。

ごろごろするとあたたかく
いやされました。

ふと自分の心臓の音がきこえてきて
不思議な感覚でした。」











「すーごい 
かぶせてるのにひかる」


*今回、体験してくださった最年少(5歳児)さん。
お母さんと一緒に入って二人で暗闇体験(ただし、幼児さんなので
安全を考慮して、完全な真っ暗闇ではなく、
ほのかな灯りをつけたうす暗い中で体験)していただきました。












「暗闇に入ってまず思ったのは息苦しさ。
不安感からなんでしょうか?空気が重く感じました。

しばらく歩いて足でふれるふわふわに安心し、
壁にあるくしゅっとした手ざわりにおちつく。

でも、暗闇の不安感がおもしろくて、
不安感をじっくり味わいたくなった。

目をあけてもとじても全く同じ景色。
でも、まぶたをとじると目があたたかいということを知った。

しばらくいると声を出したくなる。
暗闇の中で音を出せるのが自分だけということが
おもしろく感じる。

普段できない感覚の旅はとてもおもしろかったです。

最後、実際の部屋を見たときのイメージの違いにおどろきました。

本当に楽しかったです。ありがとうございました♡」


*上記の幼児さんのお母さん。
まず、お母さんおひとりで真っ暗闇での体験。その後、
幼児さんと一緒にうす灯りの状態で体験していただきました。












「先ずは空間の大きさを
手いっぱい拡げて確かめた。

真っ暗なのに眼を大きく開けちゃうのは
なぜだろう?

あきらめて寝そべる。
ごろんとねる。

冷たい空気がどこかから流れてくる。
立ち上がると上の空気は暖かい。もうすぐ春。」












「初めは、壁を頼りに進み、
壁から離れるのが怖かった。
だけど、一度離れると、
あっという間に前後間隔がなくなって
怖さよりも、ワクワクしはじめた。
壁のふわふわに、ぎゅーっと寄っかかると気持ちが良く、
懐かしい気持ちになった。

マットに寝転がり
このまま寝ていたいな、と思ったけど、
寝たまま真上に、クッションを投げてみた。
どこに降ってくるのか、
どのくらいの高さに上がってるのかも分からない。
キャッチできず、顔に落ちてくるものもあったし、
同じものがどれかはもう分からなかった。

徐々に、今、自分が目を開けてるのか閉じてるのかも分からなくなり、
意図的に目をパチパチした。本当の暗闇。
だけど、ちっとも怖くなかった。
また、体験したい。」



*体験当日はお時間の関係で【旅のおもいで】に書けなかったため、
後日、メールで感想を送ってくださいました。
ありがとうございます。













私は全盲!だから、真っ暗な部屋に入っても変わらない、
と思っていました。

ところが・・・
不思議な安らぎを感じることができました!
そして、ゆにここの「ふわふわ作品」に
囲まれて、文字通り、ブラックホールに吸い込まれました。

皮膚などでも、光を感じている、という話を
どこかで聞いたことがありますが、
そんなことを実感できる素敵な旅でした!
ゆにちゃん、ありがとう!!」



*体験当日はお時間の関係で【旅のおもいで】に書けなかったため、
後日、メールで感想を送ってくださいました。
ありがとうございます。










すてきな【旅】のシェアをありがとうございました!!



*1冊目はこちらからご覧いただけます。

*2冊目はこちらからご覧いただけます。





ゆにここ








solo art exhibition 
【ゆにここ展 My journey】
 


光も音もない
漆黒の暗闇のインスタレーション。

研ぎ澄まされる身体感覚。
内なる自己との対話。
沸き起こる感情。
よみがえる思い出。

胎内?
深海?
宇宙?

五感のうちのひとつ
触覚だけを頼りに、ひとりで過ごす時空間。

あなただけの旅をお楽しみください。


ゆにここ


my solo art exhibition " Unicoco art exhibition: My journey" was held
in March 15 to 20 at Art Imagine GALLERY in Tokyo!
This latest Unicoco installation of the exhibition is going to be a big challenge to me!
Because every visitor has to appreciate the artwork only by using their tactile sensation
without eye-sight in complete darkness.
I hope you will spend and enjoy your own journey in space of installation.


 
2018年3月15日(木)〜3月20日(火) 
12:00~19:00(最終日16:00まで)




アートイマジンギャラリーさま(東京都国立市東1-15-33 ヒロセビル 5F)
アクセスhttp://www.art-imagine.com/access.html



光のない真っ暗闇の空間を、触覚だけを頼りに
お一人ずつ体験していただく、
ゆにここ新作の実験的インスタレーションです。


私ゆにここは全日程、終日在廊予定です。


参加者さまの安全上と、作品のコンセプト上、
お一人さまで真っ暗な空間に入って体験していただくことにしております。


小さなお子さまとのご参加につきましては、個別に対応いたしますので、ご相談ください。


お一人さまの体験時間は15分程を目安としております。




アートイマジンギャラリーさまホームページ
http://www.art-imagine.com/exhibition/2018/unicoco/



ゆにここ ホームページ 
http://www7b.biglobe.ne.jp/unicoco/



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