MC ちゃんこフォンデュ みっこりん
ゲスト 三つ巴 泣きそうだ 堀手諦
配信時間 3:39:26
東大かぁ。見当も付かない。
終始、言っている意味もまともにワカラナイ。
塾に通うでもない、やるべきことをやったら東大に行けました、と。
プロセスを語る姿も、目に入ったもの、心に感じたものを、
ひたすらアウトプットしているだけで、
ナニ、感傷的にも感情的にもなるでもない、けしてあの日の熱い思い出になっていない。
合格発表の場の再現でも、ひどく淡泊。ちゃんこフォンデュさんやみっこりんさんの
「もっと血の滲むようなエピソードが出るのかと思った」は全く同意だが、
それこそ生々しさは、むしろその方にあるのかもしれない。
そういった力み加減の無さが、トーク全体の空気を作る。
いつも言いますが、チャーミングであるかどうか、ようはそこに話は行って。
総裁みたいな人間だと、押しつけがましい東大キャラになって、
他者への罵倒、軽蔑、侮蔑ジョーク、そんな貧乏くさいギャグに走るものだが、
そういった空気感は無い。当然である。"キャラ"ではないからである。
「え、そんなこと思いつきもしなかった、聞かれたことを答えれば良いんでしょ?」
気品というか、ロリコンの混入こそあれど、漲るオーラが非常に可愛い。
「ウンコをする時は人のいない建物でするんですか?」という、
言葉そのままに"ヨゴシ"の質問が来たりもするが、汚れない。
合宿でビンゴの紙を食べさせられる、
大喜利大会では他大学のdisがウケる、などの"そっち側"の提示もしつつ、
でも「あ、この人たちは良いなァ」となる。
1人自習話であったり、「東大とはいえ普通の人の集まりだった」であったり、
掘手さんのひときわ目立ったエピソード。
うっかり、「三つ巴さんと泣きそうださんはともかく堀手さんは凄いですネ」
になりかけるも、いやゝお2人も東大で凄いじゃん、と行ったり来たり。
三つ巴さんの「やっぱり勉強は好きでした」が響く。
総裁、好きじゃねぇ。やってらんねぇ。
今になって「そうだったのか」と気付く。
確かに、クラスにいた。
おおよそ総裁の語彙が「ウンコ」「チンコ」ぐらいしか無かった時に、
勉学に励む、そしてソレを楽しそうにやっている連中がいた。
総裁には理解の出来ない言葉を駆使して、何かやり取りもしていた。
奴らァ、気付いていたのか、と。こちとら見えていなかった"世の中"が見えていたのか。
してやられた!なわけだが、でも良い。このお三方の話が楽しく聴けたから。
泣きそうださんってそんなに頭が良い人だったのか。
境界線大喜利なる配信で、初めてご一緒させてもらった際に、
どんな方かも知らないのに、名前の面白さだけを拾って
「泣きそうだぁ!!!」と配信の冒頭で叫んだりしていた。
お名前を"おもしろフレーズ"として利用する、そんな無礼を働いていた。
でも良かった、温和なお兄さんだった。
きっと、こんな無学、無礼な人間も受け入れてくれたことだろう。
そして。
今日のいないいないばあを観る。