外国人労働者の受け入れ

最近、頻繁にテレビでも取り上げられている入国管理法改正案。
いろんな業種で働ける外国人労働者を増やすそうな。

ここ数年、日本で労働許可のある在留資格を取ることはとても難しくなってました。

日本の人口が減少することは、もうかなり前から分かっていたにもかかわらず、
女性が妊娠、出産しやすい国にしようとの努力もせず、
やたらと日系というアイデンティティにこだわって、門戸を狭めてきたわけです。

それでも外国からの労働力に頼らざるを得ないという状況で、
技能実習生や留学生をいい具合に利用して、
それでももうほんとにダメ、となってこの法案。

個人的には外国人労働者の受け入れには賛成です。
こんだけ人の国際移動がさかんな世の中になって、日本の人口は減ってるけど、世界的には増えているんだし、
来てもらえるなら来てもらいましょう、と思います。
これがきっかけになって、多文化共生という考えが広まってくれれば、こんないいことはありません。

ただね、来てもらう限りは、きちんと準備しておかないといけないよなぁ、と思います。
単なる労働力としてではなく、働く人とその家族の生活を保障していかないと、そのうち日本で働きたいと思う人もいなくなる。
多分、今のうちに来てくれる外国人労働者をこれからもずっと日本にいてもらえるような努力も必要になってくるんじゃないかとも思います。
技術面で考えても、５年で帰ってまた新しく来てもらうより、５年後も残ってもらって、どんどん技術を習得してもらう方がいいんじゃないのかな。

もちろん、出生率が上昇して、今あまり人気のない職種の待遇が良くなって、労働力不足が解消されればいいけれど、
今の政府はアメリカから余計なものばっかり買って、本当に解決しないといけない問題は後回し。
何億もする戦闘機買うより、他の事に税金を使ってほしいですわ。

手始めに、今ある移住者支援団体への助成金を増やしますよ、って言ってくれんかなあ。