黄金の釘

『劫初（ごうしょ）よりつくりいとなむ殿堂にわれも黄金の釘一つ打つ』

（この世の初めから、人間がつくろうとしてきた立派な殿堂に、わたしも黄金の釘を一つ打ち込んで残してみたい）
という意味の、与謝野晶子の短歌だそうです。

緑地を守る弁護団会議の終了後、団長からコーヒーに誘われ・・そこで教えてもらいました。

我々のしていること、環境保護のための反対活動・・・小さな結果は出つつありますが、市や地域全体を考えれば・・・
いや、日本や世界、地球規模で考えれば・・・本当に、ゴマメの歯軋り・・へのつっぱり・・・小さな小さな極小の成果でしかありません。

こんなに頑張って、こんなに心身ともに疲弊して・・・それでも、企業の利益誘導のためには政治も動くという社会の仕組みをかえられるわけじゃなく・・・

環境を守ると言うことに関しての明確な手立てが得られたわけでもなく・・・

行政の責任の追求ができたわけでもなく・・・

あたえられた影響と言えば大海でプランクトンが涙流した程度なんだなあ・・・とその虚しさを語っていたときに・・

弁護団長がこの与謝野晶子の歌を教えてくれました。

「小さな釘一本でいい・・黄金の釘を打ち込もうよ！」

「はいっ！がんばります！」

昇天

いや・・ぶっそうな話ではありません。

昨日の朝、ウサギ小屋の掃除をしていると・・一度、出社したはずのダンナが戻って来ました。（会社と自宅は至近距離）
掃除している私の横にしばらくたたずんでから、しんみりと・・・
「今さあ、会社に行ったら、冷蔵庫の前で、タコが死んでてさぁ・・。」
「はぁ？」
「ちゃんとしめなかったの！？」

ことのてん末は・・
昨夕、友達がタコを釣って来てくれたのですが、来客がつづき茹でてる暇が無かったので、
しょうがない、今日のところは冷蔵庫に入れておいて、明日茹でよう！・・と・・
ダンナに、冷蔵庫にしまっといて、とたのんだのですが・・
元々、釣りも料理も、私が担当なもので、タコを〆てからしまうという意識が無く・・元気なままビニール袋二重にして、口をがっちり縛って冷蔵庫に入れたそうです・・

タコは自分でビンの蓋を開けるほどの智恵者ですから・・・
夜中に、ビニール袋から抜け出し、冷蔵庫の扉を開けて・・そこで力つきたようです。
・・・いや～心が痛い・・・

いや～、タコにも、くれた人にも申し訳なくて・・
ダンナはしょぼんとしてタコを埋葬し・・
私は、菓子折りもって、タコくれた人に謝りました・・・・・

夜中じゅう会社の中を這い回って、セコムが作動・・なんてことにならなかったことが不幸中の幸い・・・
蜘蛛や蛾でセンサー誤作動のたびにパトカーも出動させています。
スワ事件か！と、張り切って来てくれた警察官にタコを発見されていたら・・・と思うと、ぞっとします。

大笑いのような、切ないような・・・そんなタコ騒動でした。

人ひとり殺してやろうか！・・・って人が、タコの死で凹んでいます。

覚悟

このブログはなんのためのブログか？
このブログは、己の心を開放するためのブログとして始めたわけであるから・・・
何も気にせず、書きましょう。

今の私は、ある人を殺したいほど憎い！と思っている。

はっきり言って、いつ殺すか？
どうやって殺すか？・・・
柳刃にするか出刃にするか・・・
腹を刺すか、胸を刺すか・・・
袈裟懸けにするか・・・
いや、殺さぬまでも、どうやって、そいつの悪辣さを本人に、思い知らすか？・・制裁を加えるか？
・・・気がつくと、その方法を、ぼーっと考えていたりする。

母がうつ病になったとき、母が、自動車を運転してそのままどこかへ突っ込んで死んでしまいたいと言った・・・それを医師に伝えたら、死に方を口にするのは、死にたいと言っている段階より重症ですから・・・と言われたが、そうすると、私も少々、重症かも知れない。

理不尽な要求をされている、法律には反していないらしいが、明らかに、嫌がらせか、脅迫のような要求である。

私は、すぐにカーッとなる方なのだが、いつもはそれをたしなめる知人でさえ「殺すしか無いだろ？」と私が訪ねたら「そうだね・・」とうなずいた。

ダンナに「殺していいか？」と聞いたら「殺す価値も無いけど、もし殺したら、奴の家族は悲しむだろうね・・」と言った。

私は「あくどいことして人の心を痛めつければ、こういうめに会うんだ！と、そいつの子供達に、己の身を持って学ばせる良いチャンスだろう！」と・・言った。
憎しみは、人を鬼にする！

今、世の中には本当の「悪人」がいることを思い知らされている。

解決法が見出せないまま、そいつと会わねばならない日が近づいている。

でも、これは犯行予告ではありません・・犯行してしまわないために・・書いています。
私は殺さないし、刺さないし、轢かないし、突き落とさない・・・笑

・・・と言いながら、朝から大掃除で身辺片づけている自分。

殺したいほど憎い奴と会うには、それなりの覚悟がいるのだ！

いや、心配しないで、ほんとに・・書いただけでもすごく楽になった。
ホント、ホント・・。
自分で自分を癒すためはじめたブログですから・・今日は自分を癒すために・・・

マジ、絶対に、殺しません！笑

独りじゃないから・・・

泣いてはいけない！

いや～、ここのところ、あまり笑えない話ばかりですいません。
笑えない状況なもので・・・笑

笑える話を思い出してみてるんですが・・・
ここに書けないような内輪ネタばかりで・・・・・とほほ

じゃあ、笑ってないか？と言えば・・毎日、笑っているのですけど・・人様にお話できるほどの笑いはないですね～。

睡眠薬でも飲んで眠ってしまいたい・・と思うくらい精神状態なので、どんな顔してるかな？と思って、さっき鏡を見たら、スゲー健康そうな日焼けしたおばさんが写ってました。笑
今の状況を考えると、フッと涙が浮かんでしまう・・・そんな時は、やさしくされるのが一番やばいので、弱っているのに気づかれないように、元気百倍！な感じで生活しています。

涙がでそうなときは、ギャグかます！
涙がでそうなときは、やさしい人に近づかない！
涙がでそうなときは、絶対に出さないようにする・・・涙をポロリと流したら・・ダムが決壊するみたいに、力がそこから抜けていく・・・。
だから、涙を出さないようにがんばる・・ちょっと出たら、すぐに引っ込める！
・・・泣く時は、誰にも気づかれなように、一人で泣く・・・できるだけそうする。

ドラマや映画を見て号泣するのはスポーツの汗みたいなものだから、どんどん流して良いと思う。
つらい時の涙は、流しちゃだめだ！
つらい時の涙は、自分を負けたような気分にさせる。
つらい時は・・・強がらなくちゃだめだ！
だから、つらい時は、最小限の涙で乗り切ろう！

あなたが美しいのは・・・♪

先日、児童合唱団の合唱で聞いた「あなたが美しいのは」という、小椋佳の作品の歌詞のさびの部分に、素敵な言葉を見つけました。

♪きっと初めての空を飛ぶ鳥の心映して
誰の胸にも　ひたすら待ち望むときがあるはず
いつかこころを隠す重ね着をみんな剥がして
惑いひとつもない汗をかいてみたいはず

あなたが美しいのは　愛されようとするときでなく
あなたが美しいのは　ただ愛そうとするとき

きっと霧深い海に沈ませた宝のように
誰の胸にも　変わらず色あせぬ夢があるもの
いつかこころの底に輝きをひとつみつけて
抱いて思いのまま　泣いて笑ってみたいもの

あなたが素晴らしいのは　愛されようとするときでなく
あなたが素晴らしいのは　ただ生きようとするとき

あなたが美しいのは　愛されようとするときでなく
あなたが美しいのは　ただ愛そうとするとき♪

４年前の１０月に「青空よ！」・・というタイトルで書いた文章・・・ひとり咲く花の美しさを書いたのですが・・・。
「無償の愛」・・それを自然の中の花や生き物に感じる！
「無償の愛」・・あれから、４年たった今も、これは、人間にとってかなり難しいことのような気がする。なぜだろう？なぜかしら？

自動販売機に百円を入れるとジュースが出る、そんなしくみを子供の頃から知っているからかな？
「愛」どころか、喉の乾きをいやすジュース一本でさえ、お金を入れなきゃ出て来ない！

こんこんと湧き出る泉の水を飲み・・広々と咲き誇る花畑の蜜を吸い・・
冷たい雨にふるえ・・暖かな陽射しに感謝する・・・・
そんな、生き物らしい生き方を忘れてしまったからかな？

この歌詞からすれば・・・私は美しくない！
私の愛に応えてくれないものをただ愛するなんて難しい！
でも、いつかきっと、見返り求めず愛せる日が来る！

貴方がボケてしまっても、一生懸命介護します！
寝たきりになっても、床ずれなんて作りません！
・・・その頃は、私もおばあさん・・・一般的には、美しく無い年齢だと思いますが・・
その頃になれば、きっと、この歌詞の様に美しい人間になれるのかも知れません・・

今はダメです、若いがゆえの欲がありすぎ！長生きしようと思ってるし！笑