殺生の正当化

互いに遠慮のない友達が、病気になってからも、釣りに興じる私に「殺生ばっかりしてるから癌になったんじゃないの？」と、大変失礼な事をのたまう！
あんた、そう言いながら、私に「牛」おごってんじゃん！と思う・・そう美味しいヒレステーキをごちになりました。他人様に殺していただいた牛は、美味かったです、おかげさまで体重が増えました。

私が釣ってる魚なんてかわいいものです。外道で釣れちゃったお魚様だって、しっかりいただいておりますしね！
だいたい、皆さんが一匹の魚を召し上がるために、どんだけ無駄な命が、殺され、捨てられれてるか！網に掛かった商品にならない魚、貴方の食べる魚のために、無駄死にしてるんですよ、たーくさん！・・・魚の無駄死率はすごい！

どうせ死ぬなら、海で死にたいな～、家族や海上保安庁には迷惑かけるけど、死にたいというか、死んじゃったら、最後は魚の餌になって、自分の思うところの小規模な輪廻を実行したい！まあ、これは世迷い言ではありますが・・・。

あっ、と散骨はや～よ。 あたしゃ散骨は嫌いです！何故なら、海が汚れるから！
海に葬られる資格のある人間なんてそうそう居ないよね、ゴミ箱じゃないんだからさ、海は・・・何でも海に流せば浄化されるって思ったら大間違いです。

生前、小汚い根性だった人の魂は、海に蒔いても小汚いまま！
せこい奴の魂は、せこいまま！
私みたいな世俗の手垢にまみれた人間の骨などまいたら、海が、薄汚れる気がするんです。
骨ばかりでは役にもたたない！せめて生身のまま流せば、魚の餌になる！
と言うことで、最後はこちらが餌になる覚悟で殺生してますので！

ゆるせよ、魚達！